2005年04月15日(金)  吹奏楽思想 (一部)  





 最近は吹奏楽三昧です。
 えらく、充実した日々を送っています。
 不安定の文字が見えません。
 身体良好、少し花粉症の兆し有。(くしゃみでまくる)



 ふと、自分の書いた文章を思い出した。
 学校の冊子とでも呼べばいいのかわからないけど、
 その中に、部活のことを書く機会があって、
 吹奏楽部部長のあたしは、200文字と言う少ない中に、
 こめれるだけのありったけの想いを載せた。
 たしか、今年一年を振り返って・・・みたいなことだったけど、
 あたしは、自分の気持ちに見せかけて、部員に送るメッセージとした。
 あくまで、つもり。
 この文を読んで、彼女、彼らがどう思ってくれるか。
 そこが大切なところ。
 すこしでも、吹奏楽と言うものの見方が、
 もっとよりよいものになるといいな、と。




 ・・・まさかと思って、学校のHP行ったら、文章載ってたよ!
 くそ恥ずかしいじゃねぇか!!w
 写真とか普通に載ってるよ。。。
 合宿中の、ご飯食べてるあたしが。(余談)


 


 「吹奏楽と言う宝物」


 私にとって吹奏楽部は、学校生活の中心です。
 みんなで演奏するたのしさは、楽器に触れることができる私たちの特権です。
 大会に向けて、全員が努力をし、
 「自分達の音楽」を創り上げて行くおもしろさ、たのしさ、うれしさはたまりません。
 私は吹奏楽部に入って本当によかったと感じています。
 ピンチの時や、落ち込んでいる時には必ず助けてくれる先輩達にも出会うことが出来たし、
 同じ楽しい時間を過ごす事のできる大切な仲間も出来ました。
 嘆いても、悲しんでも、仲間が支えてくれました。
 先輩方が助けてくれました。
 良き出会いをし、すばらしいプレイヤー達と同じ音楽の世界にいることを私は誇りに思います。
 私たちにとって音は言葉であり、みんなをひとつに繋ぐものです。
 私にとって、この吹奏楽という出会いと
 みんなと創り上げてきた1曲1曲は、かけがえのない宝物です。







 言いたいことは、最後の四行だけ。
 ひとつひとつの譜面の上の音符は、言葉であり、
 一人ひとりが息を吹き込み、そして始めて命となる。言葉となる。
 言葉が、重なり合って
 そしてメッセージとなり、きいてくれる人の心、
 自分達をつなぐものとなる。


 自分の息が、生きた命になる。
 吹き込む量、スピードだけで、その命は姿を変える。
 よりよい命を生み出すため、
 短い命を、大切にするため、
 あたしは日々努力する。
 目指すものは高く。









 少しでも、多くのプレイヤーに伝えたい。
 あたしのありったけの思いを伝えるために、
 厳しいことを言うし、慰める。
 自分学校の吹奏楽部が、一番好きだ。
 この先続く吹奏楽部にあたしの愛を託している最中。
 その愛を一人でも多くの後輩に、
 伝えていけたなら、それを伝えていってくれるなら、
 とても素晴らしいことであり、
 本当に嬉しいことである。







 「創り上げる」と、言うこと。
 自分達が産みの親となる。
 それは、あたしたち楽器を吹くものにとっての、
 可愛い、可愛い子供達のようなもの。
 一つ一つに自分の思いを詰め込んで、
 みんなで、育て上げたもの。


 一回一回が真剣勝負で、
 二度と同じ演奏は繰り返されない。
 100パーセントの力を出すためには、
 120パーセントの努力が必要。


 一度きり、ということを、
 もっと今の部員に分かって欲しい。
 もっともっと、自分の楽器を愛して、
 そして自分達が演奏する曲を、好きになってほしい。
 よく、その言葉達の意味を考えてほしい。
 技術も大切。
 だけど、一番大切なのは想いだ。
 あたしは想いだけでやってきた。技術なんてなんにもない。
 音楽の世界に関わったのは、吹奏楽が初めてだし、
 和音とか、コード進行なんざ、さっぱりである。
 部員達に指摘する場所も、
 七年目の勘であり、技術ではない。(内緒w)
 感覚である。ぶっちゃけ。










 現役ばりばりの頃は、問題もたくさんあったけれど、
 皆が解決してくれた。
 あたしの荷物を、取り除いてくれた。
 はじめてそのとき、仲間ってすごいな、と思った。
 「話し合う」ことの大切さ、
 「伝え合う」ことの重要性。
 生きている人間同士、言葉を発しなければ伝わらない感情はいくらでもある。
 それを言い合い、より高いものを目指すことが
 やりがいであり、面白さでもある。






 部活とは熱いものである。
 部活に燃えない人は、かわいそうに思う。
 その分あたしは、恵まれていると思う。
 泣いたり、笑ったり、それをともにできる仲間。
 同じものを目指す、仲間。
 そして、自分自身との戦い、ライバル校とのぶつかり合い。
 (音楽に勝ち負けをつけなくないんだけど。)


 高校野球も熱いけれど、(名電おめでとう!)
 実際どんな部活も、野球部並みに熱いのである。
 違うのは、流す汗の量と、使用するもの。
 思いは同じである。
 



 楽器をふけない人は、かわいそうに思う。(言い過ぎかも?
 世の中にこんなに熱くて、楽しいものはないと思うから。
 そして、一生の財産となる。
 恋愛よりも難しいかもしれない。
 自分以外のものは、自ら感情を発揮しないからね。
 でも、感情を与えるということが、
 難しいけれど、かなり面白い。
 だいすきなところ。







 語りだすと長いので、(え、まだあるの?
 今日はこの辺でお開き。
 明日は、地元のお祭りで演奏(部活)と夕方からは、定期演奏会のゲネプロ(市吹)。
 あさってはいよいよ、定期演奏会本番!!
 年度初めの、熱い時期がやってきた!!
 マツケンサンバも頑張って踊るぜ!!(ぇ




 そんな熱い週末のために、
 あたくしは、今から勉強を頑張ります。
 









  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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