2005年03月29日(火)  時に訪れる不安の傾向  





 左手首の傷が痛んだ。
 痛んだというより、かゆい、に近い感覚だけど、
 お風呂で蒸しタオルを顔に乗っけて、視界が見えないときに急になった。
 なぜだかとても不安になって、
 気づいたら腕を噛んでた。
 それはかゆかったから。





 過去の記憶は消えないんだなぁと思った。
 今日、母の手術があって病院へ行ったけれど、
 奥に見える「精神科」の文字。
 そこに入る、腕に包帯を巻いた少女。
 心が痛んだ。
 傷口が傷んだ。
 いろんなことが頭の中に、フラッシュバック。


 あたしは、それにとらわれたいんだろうか。
 それとも、とらわれているのだろうか。
 前者のような気もするし、
 後者のような気もする。


 時たま考える。
 正直に言うと、傷口に安全ピンを刺してみたり、
 たまにへんなことをしてしまっている自分がいる。
 この間ベランダから下を覗いた時、
 このまま落下することを考えた。
 心が、病んでいるんだろうか。疲れているんだろうか。



 多分、あたしの性格なんだろうなぁ、と思う。
 死にたいとも思わない。
 逆に、今はいかに楽しく生きるかを模索している。
 そういうはずなんだ。









 自分がわからない。
 あたしの理想のあたしと、本当のあたしが、
 ごちゃごちゃになって、今は嘘をつくこともたやすいようだ。
 本当のあたしが、理想のあたしになりきって、
 嘘をつく。
 本当のあたしは、理想のあたしを語るんだ。


 ごちゃごちゃ。












 そんな時期もあるんだろうと割り切って、
 三年後の自分を信じてみよう。


 今よりも、おそらく充実した毎日なはずだ。
 自分の納得いくように、生きていればそれでいいと思う。
 自分の人生なんだから。



 どれだけ、周りに後ろ向きだと指を指されても、
 今自分の向いている方向が前だ。
 無理に虚勢を張る必要もなく、
 頑張る必要もないはずだ。




 あたしは、頑張るべき人。
 今は怠けすぎ。










  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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BbS