2004年12月05日(日) 恋愛のスタンダードを決めるから 街へ出ると、あちらこちらがクリスマスモード。 どこにいってもツリーがあるし、ライトアップ。 プレゼント。キラキラした世界。 あんまり関係ないなぁ。だって部活の大会だし。とか思いながら。 でも、実はちょっと切なかったりするクリスマス。 誰がいったいクリスマスをいちゃいちゃDAYにしたんだ。まったく! 何かの本で、 「世間が、恋愛のスタンダードを決めるから、不幸な男女が増えるのだ。」 なんて書いてあった。 どの本だったっけ。(探しに行く) あ、あったあった。桜井亜美の「alones」の解説。 江川達也って言うひとが書いたとこにあった。 あー。そうかもしれない。って妙に納得した自分がいた。 そう納得できるよな、「不幸」を経験したから言える台詞なのか? 確かに、そんなのなかったら、きっと不幸なんて思わなかった。 いや、今でもどの恋愛に対しても、不幸なんてこれっぽっちも思ってないや。 どれもこれも、大切なあたしの生きる道具たちだもん。 人が、じゃないよ。経験が、だよ。 つらいとか、悲しいとか、そういうのは必ずしも不幸に直結しない。 誰しもわかっていることだろうけど。 どちらかといえば、いつか幸せな日々に変わる可能性のほうが、 なんだか大きいような気さえする。 今のあたしにはまだわからないけど、 いつか、そう変わるような気がする。 ううん、変えるような気がする。 多分、これから先、色んな恋愛していくんだろうけど、 その中で色んな幸せに触れて、 きっと、過去のつらい思い出や、悲しい思いでも、 どれもがかわいく思えるのかもしれない。 自分が満ち足りているときには、 そういうのってあると思う。 つらい思い出、悲しい思い出のままじゃつらいじゃない。 そうやって、ちゃんと心が判断するようになるのかもしれないな。 そう、時間は流れてく。 その間に、いろんなことが起こるから、 その経験が糧になって、過去の自分のつらさを優しさみたいなもので、 カバーできるようになるのかもしれない。 例えば、小さい頃の食べれなかった苦いものが、 だんだん大人になるにつれて、他の苦いものを食べるようになって、 その「苦さ」が蓄積して、大人になったらそれが食べれるようになるような。 簡単に言いすぎ?(笑) でも、たぶんこういうものなんだろうなぁって思う。 |