2004年06月03日(木)  すんごくながーい。反省文?  





昨日、寝る前、初代携帯(名前はalice)の電源を、プツリと切る。
色んな思い出が、あたしの中を駆け巡った。


あの携帯と過ごした一年と、三ヶ月。
本当にいろいろあって、16歳という年は、本当に二度と来てほしくない。
成り行きで傷つき、
命の儚さを知り、
自分のおろかさを知る。
いろんなことに対して、慎重性が無い。
それが若いということなんだろうけど、自分で自分を傷つけている。
引き金を引いたのは自分。
その凶器を他人に渡し、傷つけてくれと頼んだのも、あたし。


全て、自分のしたこと。
他人が多少悪くとも、全ては自分の責任だ。
自分は、自分のものである。親のものでもあるが、やはり自分のもの。
責任を持つのも、全て自分。






今になってやっとわかる、自分の愚かさと、弱さと、免疫力のなさ。
そして、純粋さ。
何もかもを信じようとする心、まだあたしにもあったみたいだ。
周りの空気が見えなくなるほど、
あたしは、あたし自身の妄想におぼれていた。


若さゆえにそういうことが出来て、
それが許される。
頭ではわかるけれども、そんなことを言われても納得がいかない。
それはあたしがまだ、全然子供だから。
いつか自分を振り返るとき、自分の若さに恥を覚えるだろう。
「あたしも、大人たちのように考えてる意識」があたしの中には、
どうやら潜んでいるらしい。
それも、かなりしぶとく。
そういうところが頑固、意地っ張り、素直になれない馬鹿なあたし。










多分、「好き」だと思う感情も、いつかは「嘘」だったと気づくだろう。
何かをされたから、好きになる。
16歳、さとみのパターン。
アプローチをかけられたら、キスをされたら、
それくらいで好きになる。とても単純な年頃。
そんな「安っぽい好き」を、隠したくて、色んな理由を付けて、
「本当の好き」にする。
中身の無い人間を、お金だけかけた服をまとわせたように。




飾り、をつけて、
自分さえもだまして、全てに演技をする。
「好き」だから、悲しいんだ。
「好き」だから、全て許せるの。
「好き」だから、何も言わないの。
いかにもひたむきな、笑わせるんじゃないよ、って感じの演技。
全ての行動の理由は、「好きだから」。
それがあれば、なんでも許されると思っていたみたい。








こうして自己分析をすると、とても感情が冷めてくる。
そして、自分であることが悲しくなる。


あたしも欲求不満の塊だっただけなんだ。
そう、痛感する。
一度誘われた楽園から、出れなくなって、
嘘をついてあたしはその中に潜んでいた。
自分に嘘を、他人に嘘を。







欲しかった、「彼氏」という温かい場所。
ずっとそばに居なくても、「そういうひと」が居るだけで満たされる。
手をつなぐ、人前でいちゃいちゃする。
「そういうこと」をしたいがために、生み出した感情なのかもしれない。
16歳、最後の男の場合は。


そういうものが欲しくて、欲しくて、欲しかった。
誰からも、愛されている、と思ったことは無い。
こんな外見が、余計あたしにそれを考えさせた。
だからなんだろう。
最後の男は、あたしのコンプレックスを何も気にせず、
ありのままで受け止めてくれた(振りかもしれないけど)。
だから、この人を思えば幸せになれる、愛される、やっと満たされる。
そんな風に思った。









結局は自分が、精神的に甘えられる場所、人。
その確定が欲しかっただけ。


「友達」には、甘えられない。
「彼氏」になら、色んなものが満たされる。
性欲から、心の安定まで。
そういう、パーフェクトに近いものが欲しかっただけなんだろう。












一度、人のぬくもりに、肌に、触れてしまうと、
もう、ひとりじゃ寂しすぎていられなくなる。


あたしは、それほど純粋でもなく、
どちらかといえば、淫乱なほう。
自分でも自覚してる、って言うか、みんなわかってるだろうと思う。
「そういう欲」を求めてる。
常にでは無いけれど。


だから、今でも人恋しい。
べつに、SEXをするわけではなく、
ただ隣に居て、ぎゅっと抱きしめられる存在が欲しい。
それだけの理由。
手をつないであるきたいとか、そういう、ばかげた理由。



















なんて女なんだ、と、自分でも思う。
でも思う、今後一切、軽い誘いには乗らないんだろうな、と。
わからないけれど、疑いに疑いを重ねるとは思う。
お酒の勢いや、その時の理性がぶっ飛ばなければ、ね。


















こうした経験が、おまえの恋愛偏差値を上げて、
次に恋をするための滑走路が安定してくる。


by.塾講師(もうすぐ30歳♪タイプ。彼氏にしてみたい人。w)




塾の先生(↑の人)いわく、
あたしの恋愛偏差値、50以上らしい。w
素敵ね、これで一歩大人の女性になれたのかしら。なぁんて。


















もう一人の塾講師、(あたしのよき理解者)は、
そういうこと、絶対何度も繰り返すんだって。
と、言う。
凹んだ。
もうこれ以上、こんな思いはしたくない。
つらいだけで、何も得られない。
先生もいっていたけど、これ、前の言われたけど、
つらいのはあたし自身で、そこから得られるものは何もなく、
残ったのはすき、という感情を、思い出と、
そしてあたしの心の傷。



















暫くはきっと、言葉に出さなくてもつらい。
でも、頑張ろうと思えば元気でいれる。
どうしようもなく、煮詰まったときは、
先生に助けを求めよう。(こらこら)


あたしのことが、先生の心の負担になっていませんように。




















すごく長い。w
読んでくれてありがとうでした。












  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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