2003年12月10日(水)  にかいめ  





 「お前の事まだ好きだ、お前さえ良ければ付き合ってくれないかな?」



 告白されたー。二回目でございます。
 あたしが前好きだった中学の先輩でございます。
 モット早く言ってくれてたら良かったのに。
 先輩と、凄い好きだった人と、滅茶苦茶迷ったのに。


 お断りしました。
 あたし今凄く好きな人居るしね。
 傾かないで居る事にした。いや、傾けなかった。
 好きな人の事、好きだから。
 少しの罪悪感と、
 いっぱいのありがとうな気持ちを込めて、
 「ありがとう。」って。



 こんな奴の事、好きになってくれてありがとうって、
 すっごーくおもう。
 あんまり好かれるような性格じゃないから、
 凄く嬉しい。
 あぅ。嬉しいね。
 でもだめだ。嬉しいからって付き合ったら、
 相手を傷付ける事にしかならないってこと、
 あたし充分知ってるもん。
 軽々しいのは嫌いよ。
 相手が本気で、自分は軽い気持ち。
 なんて嫌だ。傷付けるだけだ。


 でもあたし、自分が幾ら傷付いても、構わない。
 だから、、、うん。。。
 傷付くかもしれない。後悔するのかもしれない。
 でも、それはわからなかった。
 わかっていた後悔じゃない。だから良いの。
 っていうか、全然後悔してない。
 むしろ、良い選択をしたと思ってる。
 馬鹿女だと思うよ。
 でも、馬鹿で良いの。
 こんなとこまで真面目にやれないわ。
 軽いって言われても良いよ。
 あたしはそうは思わないから。









 中学の時、先輩があたしの事を好きだといってくれていたら、
 貴方とはどうなっていたんだろう。
 今でも、お電話する仲だったのかもしれないね。



 でもあの時の事、後悔はしてないの。
 後悔とか言う次元じゃなくて、なんて言うか、
 それが当たり前の事だって思うの。
 貴方と少しの間だけでも気持ちを通わせて、
 幸せな時間を過ごせた事。
 あなたの事凄く好きで、今でも心の中にいる事。
 これは当たり前なんだって思うの。
 あたしの一部なんだって思うよ。
 今のあたしがいるの、貴方の御蔭だし。













 貴方の言う「自分で幸せをつかむ」が、
 何となく現実に近づいてきたよ。
 あたしの心の中ではね。
 周りから見ればあたしは、
 健気で、自分の事を大切にしていないだけだ。
 何て言われてるけど。











  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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