2003年11月29日(土)  塾  





 不覚にも塾で泣いてしまった。
 でも、かなり楽になった。涙を溜めていたんだなあと、思った。
 ただの面談の時間なのに、普通は30分ぐらいで終るのに、
 長い間話をした。



 ただの勉強の話なのに、どうしてだろう。
 あたしの事を一杯はなしてしまったよ。
 でも、ずっとずっと話したかった。
 溜まってた物吐き出したかった。
 先生に話したかった。
 たぶんそれは、あたしの事を知っていてくれるからだと思う。
 授業中にお互いの事を話した。
 一番わかってくれるだろうと思った。
 

 思いっきり先生に甘えてしまった。








 先生は、あたしのことを見てた。
 みててくれた。
 「毎週水曜日お前来るだろう?
 お前見るたび辛いんだ。何もしてやれなくて。」
 もう、もうそれだけで充分だった。













 幸せだと思った。
 充分過ぎると思った。
















  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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BbS