2003年05月23日(金) 戻っては行けない場所、でも、戻らなければ行けない場所 最近のマイブームは、お風呂。 正確に言えば、身体を隅々まで綺麗にする事。 泡を沢山立てて、 全身を泡で包み込む。 それが好き。泡を沢山身に纏うのが好き。 そして、頭の先から、つま先まで、洗うのが好きなんだ。 多分それは、色々な意味で汚れてるあたしを、 性格が汚れている、あたしを、 綺麗にしたいからなんだろう。 洗っても、洗っても、綺麗にならないけど、 ただ、それだけで、何かが許されているような気がして。 笑っちゃうよね。 そんな単純な、あたし。 人間の心理って、自分勝手。 自分に対しては、自分勝手。 そんなあたしが嫌いだったりする。 そんなあたしを、流したいと思う。 それを一番、綺麗にしたいんだ。 自分に、沢山厳しくありたい。 甘い考えは、あたしを弱くさせる。 強くならなきゃ。 テストが終って、部活が早く終ったから、 中学校へ足を運んで見た。 先生が指導をしてた。 あたしを見付けるやいなや、 「そうだ、あいつみたいにやれ!目立ちたがりやになれ!」 一斉に振り返る後輩。 微妙だ。確かに、あの時は吹き荒れていた。 吹きすぎてたよ。うん。 部活が終り、三年生の時担任だった先生の元へ。 「死んでたかと思った。」 その言葉は、痛かった。未だに、心に闇を呼びこむ呪文で。 沢山話をした。 テストの事、部活の事、学校の事。 久し振りに、あんだけ喋ったような気がする。 口が、空回りをしていた。 職員室へ向かい、 他の先生方と、話をする。 もっぱら、テストの話。「最悪だ」と、報告。(微妙) 国語の先生に、スカート短いぞ!めくってしまえ!!と、 楽しげにめくられました。 数学の先生とか、社会の先生とかと、色々喋ってた。 「学校辞めたいのか?」 沢山の先生にそう言われた。 <中学に来る=学校を辞める>の法則らしい。 一年生の時の担任の先生と、ずっと喋ってた。 色々話ながら、雑用をさせられてた。 テスト、友達、体調とか、 虐められたり、虐めたり。(え 日常が戻ってきた。そんな感覚だった。 そう、あたしの日常は、そんな風だったのに。 中学校は、何かにつけて嫌な思い出も沢山あるけど、 あたしが今まで生きてきた中で、 一番居心地の良い、そんな居場所だったのかもしれない。 離れて見て、初めて分かった。 違う場所に触れて、初めて分かった。 「戻りたい」と、今思う。 でも、戻れない場所。帰る事は出来ないが、 立ち寄って、少しの間いる事は出来る。 それが、一番あたしにとってベストなのかもしれない。 戻ってはいけないけれど、たまには戻らなければ行けない場所。 そんな気がする。 高校は冷たい。 そして、怖い。 |