2003年03月19日(水)  風邪ひきの「良い子」  





 風邪をひいて寝こんでいます。
 熱が出ると皆は悲しむが、あたしは喜ぶ。
 なにせ、扁桃腺が馬鹿でかいくせに熱が滅多に出ないし、
 病気をすると言う事がさらさら無かったあたしは、
 病気をする事が何よりも嬉しかった。



 小さい時から、あたしは何かの病気をすると喜んだ。
 皆があたしを見てくれるから。
 小学三年生の時、転んで、学校で包帯を巻いてもらった。
 大した事無い怪我で、大して痛くなかったけど、
 痛い振りをしながら、心の中では最高潮に嬉しかった。
 みんなが、「どうしたの?」と、声を掛けてくれる事に、
 何よりも快感を覚えた。
 誉められるよりも、心配される事が好きだった。
 骨折とかしてる人をみると、
 入院とかしてる友達を見ると、
 羨ましがる、変な子供でした。(今でも変だけど)



 だから、マゾッ子なのかも。(おい)
 


 だから、自分を傷つけること大好きだったのかも。
 包帯を巻く事が何よりも快感だった。
 朝、どれだけ時間が無くても、
 学校に持って行って巻く奴だった。



 薬をたくさん持っていると嬉しかった。
 病気をしていると言う感覚だから。
 


 嗚呼、馬鹿だな。(笑)








 きっと、心配される事で、自分を見て貰えている。
 具体的に甘える。と、いう甘えじゃないけど、
 甘えてたんだな。と、思う。
 何せ、自分で言うのもなんだけど、
 お姉ちゃんよりも出来た妹だったから、(爆)
 べたべたに、両親に甘えると言う事が無かった。(らしい)
 だだをこねて、何かを欲しがると言う事も無かった。(らしい)
 「だめ」と、言われたら、グッと我慢する子供だった。(らしい)




 小さい頃から、「良い子で居なければ」と、言う思いが強かったんだな。















 「良い子で居なくても良いんだよ。」
 と、保健の先生に言われたけど、
 「゛良い子゛じゃなくなったら、何をするかわからないよ?」
 と、あたしは言い返す。
 さすがに、先生も驚いてた。
 素直に、「うん。」とでも言うと思ったんだろうな。



 良い子じゃなくなったら、皆があたしから離れて行く。
 それが怖いから、あたしは今も、此れからも、
 「良い子」で、「物分りの良い子」で、
 「何も言わない女」で、「自分よりも人の事」で、
 行かなければいけないんです。







 っていうか、別に、自分がそうしたいからするの。
 あたしは常に、犠牲者で良いと思ってる。
 犠牲になる事が好き。
 犠牲って言う言葉が悪いんだな・・・。
 「人の為」になるのが好きなだけ。











 昨日と、一昨日の日記UPしました。
 時間があったら、どうぞ。









  

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ほっとけない 世界のまずしさ 

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