仕事関係の仲間が、 「人妻なのに遅くまでお仕事お願いしてすみません」 と言ったので、いえいえいいんですよ、もう違いますし。と さらっと言ったら、沈黙のあと
「えええええええええええええええええええっ
うれしいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!」
と言われた。 うれしい そうだ。
さすがに、その人は翌日謝ってきたが、携帯メールでだった。 ちゃんと口で謝れ!と あとで思った。
「お仕事で活躍をして頂きたいと思っていたので ついあのようなことを言ってしまいました」と詫びてらしたが。 いえ いいんですのよ。
でもそのことがあって なんかやな予感はあったんだ。
引越しハガキは、あまり気がすすまなかったが ま 報告はすべきだろーと思い旧い友人達を中心に出した。
苗字が元に戻っていること。 一人暮らしだということ。
大人だろ察せよ、なのだが、 投函してその翌日から 辟易。
とにかく電話がじゃんじゃんかかってくる。 普段かかってこないので続けざまに3人からかかると それは「ジァンジァン」なのだ。ライブハウスだ。
ショックといってもいいのは、 とても大切に思っていた友人からのメール。
メールの文面は、 「えぇぇ うっそお。残念ですうぅ。 でも一年悩んでの結果でしょーねぇ。 バツなんとかって、めぐっちならハクがつきますねー。 うちの子供も幼稚園ですぅ。一度ゆっくりお話しましょうぅよぉおお」
・・・・・・・
いやじゃ。
なにそれ。 なんでメールで語尾延ばし。 そしてその知性も思いやりのかけらもない文面。
まじで、「本当にあなたがそのメール書いたの?」って聞きたくなった。
なんで「一年悩んで」って勝手に期間限定するねん。 半年前すら幸せやったわい。ほっとけ。 ハク?ハクー? なに 寝ぼけたことゆうてるのん。あほちゃうか。
と 当事者にとっては怒りが鼻から出る内容。
あとは何度も何度も留守電にもめげずかけてきて 「なんで?なんで?元気?元気なの?」って聞いてくる人。
萎える。
いや、もういい。 それだけ心配してくれたんだ。 それだけ関心もってくれてんだ。 ありがてぇ ありがてぇ。
そして、省みるのはおのれのこと。 私だって今まで、実家に戻った友人に同じようなことしてなかったか。 それにも萎える。
これは「自分の悲しみには敏感」な典型的な人間の嘆きに過ぎぬ。
しかしながら反対に、分かる人は そのむこうで息をのんでいるのがわかる。 とっても忙しいのに、あえて、電話でなく 手紙をくれる。 そっとわたしの頭に手をのせてくれている。 おもしろいお芝居などを誘ってくれたりする。
すっかりリアクション怯え症の私は、 なかなかココロを開くことができなかった。 ここは閉鎖も含めてシャットダウンの気分。
けど。
今は歴史を消すより先にすることがあるし。
だから 普通な友人はありがたい。 なので昨日の江戸散歩 はことのほか楽しかった
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