目口覚書
■目口覚書■
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2002年07月15日(月) 目先の利益にふらつくなかれ

わたしは ある意味フリーな仕事なので、たまに営業活動をする。

新規お得意様を獲得するほど手を広げていないため、
現在のお得意様(といっても過去の自分が正社員として勤めていた会社)の
ニーズを 掘り下げて あらたな提案をする。

 こないだ、ひさしぶりに以前の仕事仲間と飲んだ。
すっかりリーマン化した社内の人々に覇気がないね〜とか言ってたら
「あんたたち外部の人間のほうが よっぽど店の人達のこと考えてるよ」
とか言われた。

 守るものが少ない分 一極集中できるかもね。
こないだ 打ち合せ中の私達の後ろで、ミーティングしていた男性5人ほど。
もうそれぞれが自己主張のしあいこだけでなく 相手の話し聞かない聞かない。
ひーえー。
いつから こんな余裕がない会議してんだお。
 

で、わたしは会社にはデスクはないので、お持ち帰りした仕事を
ゲーム中のダンナさんの横で ノートパソコン開けてカチカチ仕上げる。

眠くもないし、片や戦闘中(ゲームで)だし、TVもつまんないし
仕事するには 丁度いい。
で、夜からはじめて 朝4時くらいに仕上る。
チェックを入れて 各部署に送り状をメールで書いて 添付して
あとは ネットに繋いで送るだけにしておく。
(うちはルーター未使用なため、相方がネット中はこちとら待機中)

 「できたできた」と喜んでいたら、
ダンナさんときたら そんな仕事は給料分にははいらんのだろーと
しょーもないこと言い出した。

自分の仕事の幅を広げるために自腹(自分の時間)切ってでも
するべきことをするのじゃ!
そーすると、結果がよければ相手はまた仕事くれるのじゃ!

ダンナさんは 在宅の仕事は給与分として認めてもらえず、
会社のいいように使われてるのが気にいらねぇって了見だ。
この件に関しては まーったくもって狭い了見だと思う。

わたしは 会社の為にこの仕事してんじゃねー。
これをやることが 次の自分の仕事に役立つから やってんでぃ。てやんでぃ。

まだブツブツいってるから こちらもぶちって言った。
「ほんなら アンタが実家手伝ってる分、給料もろてきんかいな!
私が (実家の)店手伝ったかってタダやんかいさ!」

ホラ、言わなくもいい話しに及ぶではないか。

ええねん、ええねん。
誰にわかってもらえんかっても、わたしがしたいからええねん。
別に、会社に気に入られたいから しとんのとちゃうわい。

自腹といえば、わたしは 相変わらず仕事関連の勉強会に自主参加している。
今月からは 隔週で 渋谷パルコ通い。
(相変わらず 渋谷駅前で迷子)

パルコに毎日新聞の文化教室があって 夜のクラスに行ってるのだが、
ビジネス内容だけあって、半数が 30代〜50代の男性。
銀行員、教師、経営者、今 壁にぶちあたってる層が来ている。

彼らと2時間ほど セッションするのが面白い。
「答えは相手の中にある。その答えを引き出すのが 自分の役割」
という役割を学ぶクラス。

まず最初に思い知らされること、それは
「いかに 自分は人の話しを 素直に聞けていないか」ということ。
それに気づいた時の 狼狽ぶり。
そんな未知の自分と触れ合うだけでも 自腹の価値は 私にはありまする。

難点は、教室の下の階には 雑貨雑多なFranc francがあるので
ついつい買い物してしまうこと。


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