目口覚書
■目口覚書■
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2001年08月13日(月) 狼少年の悲哀

昨日帰る時、隅田川をのぞいた時には もう魚たちは流されて
ほとんどいなかった。
ダンナさんの実家で、今見た光景をさんざん喋ったので
昨日実家のお母さんも見に行ったらしいが その時にはすでに川はいつもの様子
だったという。
 昼飯後の午睡を楽しんでいたら すっかり夜の8時。午睡ちゃうやぁん。
本当は出掛けるつもりが 起きたら2時だったので不て寝のきらいもありなん。
ダンナ実家に毛蟹とジンギスカンがあるとの通報を受け 寝起きの2人は
またサモア原住民のまま 実家にむけて隅田川を渡る。
「げっ!!」
夜の川、コールタールのような澱みの中に、昨日ほどではないが 
また巨大魚たちが白い腹を浮かべて漂っている。
草木にからまって 集落している。悪臭を放っているところをみると昨日の死体群
が引き潮でもどされているのか。
 さっそく実家で ダンナさんが先程の光景を声高に演説したのだが
それを見ていない人々からは 大げさな、の一言で一蹴されちまった。
本当なのに、本当なのに、と、悔しがりながら音をたててジンギスる男と女。

狼がきたぞおおおおおお。狼がきたぞおおおおお。
本当だってばあああああああああああ。

明日は役所か保健所に電話して 真相をさぐることに。


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