神様の目


街角に目をやれば

途方に暮れた 神がいた


私を見つめて 唇が そっと動く

一 コ ロ シ テ 一


奪われた心が泣いている

力なく笑う私がいる

心の痛みさえ 忘れてしまった



世界は時々 美しいのに

どうして私は 濁っているの



声が出ない

言葉が足りない

願い事などいらない


神様の切ない目が 忘れられない一




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初めは『神にコロシテと呟く私』の詩でした。

“街角に目をやれば”

“途方に暮れた 神がいた”

“私にふと笑みをくれるから”

“コロシテと 呟いてみた”

といった感じに。でも他はほとんど変えてないんです。

えぇ。終わりの文がまとまらなかったんです(汗)

『どうして私は濁っているの』の後がね。

いろいろ考えた結果、神様の願いの詩に変更されました(笑)


2002年06月19日(水)

□■白昼夢■□ / 透花

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