お気楽★DIARY
自由気ままでお気楽な管理人の
・・・喜怒哀楽日記デス。


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2006年03月09日(木)  初女優:朝澄どの

今日は『アルジャーノンに花束を』を見に行った。

1年ぶりのかよちゃんで、退団後初の女優サンとなるかよちゃん。

そりゃそりゃ、期待半分不安半分。入り混じってて複雑な気持ちでした。

いやかなり不安だらけ・・・「ナニに?」って言われたら
もちろん「かよちゃん女優さんできるんやろか?」
なんてことではないんだけど・・・ディナーショーとかの前に起こる気持ちと一緒で
なんか「心ココにあらず」状態だったんです。

でも「MちゃんとHちゃんに会えるな・・・。他にも誰かに会えるかも。」と
同窓会に行くような気持ちでいた。

会場に行ってみたら、懐かしい人から「もしかしている?」ってメールが入って
探してみたらいたいたいた――――っ!!! 
「いや〜、懐かしいよぉぉっ!!!」

盛り上がってしまった。

舞台が始まってからは衝撃と感動がとめどなく押し寄せてきて
終わることには涙が止まらなかった。

かよちゃんの迫真の演技にも・・・ストーリーの深さにも感動した。

そしたら、うれしい気持ちと一緒に寂しさまでもが一気にやってきて
「今度いつだろう・・・。」っていう気持ちが容赦なくやってきて
本当に涙が止まらなくなってしまった。

在団中、入り待ち、出待ちなんてしたことなかった。
でもみんなが誘ってくれて・・・初めて出待ちをした。
でもでもだんだん気持ちが不安定になってきて・・・帰りたくなった。

みんなが「ダメだって。今度いつ会えるかわかんないんだから。」と
ずっとそばで支えてくれていた。

まもなくさわやかなかよちゃんが出てきて・・・
「うっわーっ、懐かしい顔がいっぱい。うれしいなぁ。」といいながら
みんなの手紙を受け取って・・・さわやかに手を振って・・・振り返りながら
あっという間に去っていった・・・去って行った・・・。

今度、いつだろう・・・。不安になった。

在団中は、他の入り待ち・出待ちをする人たちとは違っていて
どちらかというと“冷めたファン”だった。
お茶会には行くし、公演はもちろん見る。

でも「いつでもまだまだ見ることができる人。」と信じて疑わなかったから
いつもけっこう集中的にかよちゃんだけを見る・・・というのではなく、
全体を見ていた・・・。

ところが突然の退団で、急に目の前からいなくなった。
いなくなった途端・・・急にホント急に寂しくなってしまって・・・
いつまでも吹っ切れることができないでいる。

退団後すぐに気がついたのではなく、最初のディナーショーで気がついた。

よく「○○さんが退団したら、私も卒業する。」っていう人がいるけど
私はその気持ちがわからなかった。今もわからない。
だって宝塚なんてお気に入りの人が退団しても見続けていくから
人気が衰えないのであって・・・
私も今までもそうやって過ごしてきたから・・・。

今も見続けているけど・・・“朝澄けい”に対してこういう自分に陥るなんて
カケラも思っていなかったから、自分でも驚いていて・・・動揺してしまっている。

遠方から来ていた懐かしいKさんが
「いいやん、時間がかかっても」とメールをくれた。

彼女ともお茶会で同じテーブルになった仲間だ。

時間がかかるだろうなぁ・・・ヘタレだから・・・私。

かよちゃんのペースでいい、毎年1回何かのカタチで会えたらいい。
毎年じゃなくてもいい・・・「次」の予定がわかればいい。

今度はいつだろう・・・。


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春吉

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