2004年03月21日(日) |
さよなら・・・紫吹さん・・・さよなら長さん。 |
紫吹さんのさよならライブを見に行った。 私と妹が再び宝塚を見始めたのが1992年。 私のきっかけとなったのが紫吹さんだったから、 かれこれ12年見てきたことになる。
退団・・・淋しくないワケがない。 でも不思議と清々しい気持ちだ。 もっと見ていたい・・・それが正直な気持ちなのに 妙な清々しさがある。
去年の同じ頃、味わった気持ちとは全く違う。
退団者が増えた・・・宝塚の時の退団者に3人増えた。
中でも夏芽凛ちゃんは・・・残念だった。 とてもキレイで、どこかキラキラしていて、妙に気になる人だったから。
・・・美原さんは結婚されるらしい。キレイな奥様・・・2人誕生だ。
そうそう、紫吹さんがショー部分の、 主だったメンバーと視線を合わせながら踊る・・・というところで ゆらさんを見て右手を自分の胸のところにかざし、会釈をした。 「今までありがとう。」という気持ちだったのだろう。 じーんときた。
紫吹さんに涙する・・・というより、五峰さんと美原さんと紫吹さんの並びに涙が出た。 五峰さんの今にも泣きそうな顔を見ていて、涙が出た。 美原さんの美しい袴姿に涙が出た。
紫吹さんは私たち姉妹にとって・・・決して“熱烈ファン”というものではなく どちらかというと“別格スター”だった。 良くてもイケてなくても紫吹さん・・・という感じ。 だから・・・千秋楽公演だというのにどこか気持ちのいいものがあった。
見終わって・・・「紫吹さん、良かったよね。」妹とそう言いながら帰ってきた。
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この日、ドリフターズのいかりや長介氏が亡くなった。 私はドリフ世代だから、なんだかとても淋しかった。 最近の長さんは味のある渋い役者さんだった。 そんな長さんも好きだった。 ドリフのメンバーのコメントを読んでいて涙が出た。 「もう2度と見ることはないんだな。」と思うとたまらなく淋しかった。
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