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2004年01月18日(日) |
変わらないものはないこと、変わったこと。 |
息も絶え絶えな感じの週末。なんでだ。まあいいや。
去年9月頃の地震騒ぎの続き、というわけでもないけど、例年と違って特にこの日だけ地震を意識することもなく神戸の地震から9年目の17日。実際にこの間を苦労とか悲しみとかで過ごした人たちのことを本当の意味で判らなくても、すぐに関西を離れた僕にとっては、ニュースの画像を見ていても極最近のことのように思える。
あの日のことが僕にとって意味のあるものだとすれば、地震だから、火事だから、という要因はともかく、自分の知っている、昨日までは普通に自分の世界の中で疑いもせず存在していた人や町やモノがあっという間になくなってしまうという可能性というか事実を受け止めながら生きていかないといけない、と認識した事だと思っている。よく知っていた街も、何もなくなってしまった街も、そしてその後に新しく出来た知らない街も、全てそこに存在する同じ街であるという事。
それで自分が何か変わったのかと言われれば、、、ますますその日暮な志向が強くなっただけ、か。まあそんなもんか。そんなもんさね。大丈夫という言葉はあまり意味のない事だとも思うようになったのもあるだろうな。ただそのことだけについては悪いことじゃないはずだ。
まあどうということもなく週末はいつもどおりプラモ大会。金かけないようにお手軽フィニッシュを心がけるのはいいんだが、どうやってもお手軽にはフィニッシュできないことを痛感しつづけるこの頃。お手軽に塗装するため、の後ハメ加工がお手軽じゃないってのはどういう了見だ。開き直って、気合入れてマスキングする工法を断腸の思いで選択した挙句結局やりかけで違うキットに手をつけてしまう始末。
夜見たいテレビがあっても、夕方メシ食って眠たくなって起きたら深夜過ぎなこの頃。