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| 2004年01月15日(木) | あぁ |
誰かのなんでもない言葉で自分が傷ついたような気になるのはよくない癖だと思う。そう頭で片付けてしまう自分だからこそ相手も言葉を選ばなくなってしまってるんだから。そんな一言を聞き流すのも、この人はこういう人なんだと短絡的に考えてしまうのも、その言葉と心の傷をいつまでも忘れずにいようと決心するのも、他から見れば全然変わらないことだし。
どんなに慎重に真摯に考えて悩んでひらめいて気を使って発した言葉でも、口に出せば、相手に届けば、いろんな時にウソに変わってしまう。言葉にするまでの苦労や過程は言葉にはついていかない。聞き手の歩み寄りがない限り、気を使ったつもりの言葉はなんにもならない。
言うほうも言われるほうもそれを理解していなければならない。言語は同じでも自分の言葉と相手の言葉が同じであることなんてないんだから。
言葉だけで幸せになることもできるし、言葉だけで不安になることも具合悪くなることも何もかもうまくいかない気になることも、言葉だけで誰かを殺せることも出来ると思う。
まだ何か信用して期待してたの？、なんて改めてスカスカな自分に言い聞かせてみる。