雑記

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2002年04月26日(金) やっちまった話。

・・・。

今回僕が担当していたのは、通信タスクの仕様変更だけのはずだった。修正の指示を受けたソースはひとつだったし、修正の内容も関数の置換くらいで済むはずだった。他のモジュールとのやりとりも考慮しなければならないため、テスト環境のないままの検証に手間取ったくらいだったが。

テスト当日。テストとは言っても動作確認程度のものなのでこちらもデバッグモードで起動、現場の人のパネルの操作で動き始め・・・やっぱりエラー。まあ一発で動くわけもないか、とつまらない構文エラーだろうとソースを追ってゆくと、表示だけだと思われていた画面のプログラムに修正対象だった関数がごっそり残っている。全身から流れ落ちる冷汗、汁いろいろ。「ちょ、ちょっともっぺん見直してみます、すんません」と平静を装い一人でもう1度見直してみるが参照しているファイルの版数にも間違いはない。

今の仕事場は修正の作業がほとんどで、当時の担当者はもちろん仕様書も残っていない場合も珍しくない。大まかな設計書と既存の設備の動きと、それからソースの中身を見て仕様を自分で復元しながらの作業になり、実は単体テストに満たない確認しかできないこともたまにある。そのために客先の現場での作業の予定を、を少し長めにとるのはそういうこともあってのことだろうと勝手に自分で納得していた。画面のプログラムのソース名は指示に含まれていなかったので、担当分のタスクとのインターフェースの確認くらいはやったつもりだった。
しかし勝手な推測やら能書きやら言ってみた所でテストの中断ということだけは事実だった。

朝の4時までやってみたが、能率が落ちるだけだと言うことで一旦ホテルに帰る。


次郎吉 |MAILHomePage