
今年は、アメリカシロヒトリが多く発生しました。この問題のおもな原因のひとつは、ソメイヨシノなど単一の種類を単調に植栽してしまう環境づくりにあります。そこを理解しないといつまでも「木は毛虫が大発生して困るもの」という誤解がつきまといます。 桜並木をつくるにしても、サクラとサクラの間にその土地に適した常緑樹を混ぜて植栽すれば、並木自体の安定感が格段に増すだけでなく、黒々とした緑に淡い桜のピンクが映え、よりいっそう美しいお花見を楽しむことができるでしょう。
ひとつメンテナンスすれば、新たなメンテナンスを誘発する。
そろそろそのことを意識し、自然をフルに活用した環境づくりが求められてもいいはずです。が、資本主義社会ではお金にならない話しは見送られがち。
単なる便利な道具であるべき「お金」に絶対価値を付けてしまったこの時代。そこから抜け出すにはどうしたらよいのでしょう。 とりあえず、これ以上モノを見る目を曇らせないよう気をつけたいものです。
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