潔 ノ 森

2005年11月13日(日)

「環境シンポジウム2005千葉会議」に参加

ここに書きたいことは山ほどあるのですが、結論だけ言うと、私たち1人1人が生活の中で(直接、間接に拘らず)環境に与える影響を隅々まで点検し、今現在出来る範囲で変えていくしかないのだなと、改めて認識した次第です。そうした意志ある行動の蓄積が周囲の家族、会社、街、政治、社会全体を動かすことの近道なのだろうと。(国や企業に期待しても時間の無駄)
その行動は、ささやかであればあるほど人の心を動かします。
環境問題はその悲惨な結果が出るまでに時間的、場合によっては空間的なズレがあり、進行している時期は表層に現れないのが常で、それだけに危機感を意識することが難しいです。多くの人は無意識に知りつつ、現実となるまでそれを認めようとしません。
そこから抜け出すためには、まず現代の社会システムに流れる精神性を排除した要素を否定し、さらにそれを行動として実行に移さなければなりません。

環境問題は、ささいなことの積み重ね以外に解決方法はありません。しかしそのひとつひとつの中には小さな心の充足があります。それは、木の成長を見ることと似ています。


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