覚書
19の時「自分の意思で生きること」以上に価値のあるものは無い、と気づく。 すべてが解決し、もう迷うことなく生きていける(覚醒した)とおもった。 しかし、すぐに「それ」がとんでもなく大変なこと、と思い知らされる。 意思は意識化(言語化)するのが難しく、微妙でクルクルと変化し、 そこに耳を傾ければ直ちに精神の大海原へと押し流されていく。 溺れる度に自分を呪い、世間を呪い、世界から目をつぶった。 白黒とハッキリした意思など、どこにも無かった。 しかし時折、世界は「それ」の正しさを囁く。様々な、思いもよらない形で… そんな経験の繰り返しが、今のぼくを支えている。
意思は、闇を流れる澄んだ水のような物。 ぼくに潤いを与える。
縫製
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