風が強い。 苔がカラカラになっていた。 草玉は水遣りが大変だが、苔に水を注ぐ度、 何ともいえない心地よさが、脳内に広がるのを感じる。
覚書
今の生活水準を維持しつつも自然保護は可能、と仰る方がいる。 が、そんなことはありえない話で、現在のそれを支えている社会システムを肯定すれば、黙っていても森林の破壊、減少は今までと同じペースで着々と進んでいく。 現状維持など、ありえないところまで来てしまっているのだ。
根本的な価値観の転換、思考の改革が求められなければならない。 そのための犠牲(本当は犠牲ではないのだが…)は、 地に足の付いた生活をするためのモノであり、 その生活に足を1歩踏み入れれば、それを実感できるはずだ。 考えてみれば今の時代、文字通り「地(土)に足を付ける」機会が無い。 移動は、飛行機、車、電車、自転車。歩くときも決して裸足にはならない。 都市においては、アスファルトでコーティングされた地面しかない。
ターシャ・テューダーは、裸足で庭を歩く。 「彼女は特別。」と言う莫れ。
「戦後の復興」を勢いに、ズルズルとここまで来てしまった感がある。 が、次のライフスタイルを模索しない限り、未来は闇へと向かうのは確実であろう。 その鍵は過去の文化の中にあり、人の心の中にある。
先進国のライフスタイルは、合法的な他の地域の破壊、摂取、略奪の上に成り立っている。その傾向は、今や全世界に広がりつつある。
この時代、浪費して良いものはただ2つ。 自分の脳と身体だけだ。 次の時代のために、フル活用したい。
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