潔 ノ 森

2004年02月14日(土)

風が強い。
苔がカラカラになっていた。
草玉は水遣りが大変だが、苔に水を注ぐ度、
何ともいえない心地よさが、脳内に広がるのを感じる。

覚書

今の生活水準を維持しつつも自然保護は可能、と仰る方がいる。
が、そんなことはありえない話で、現在のそれを支えている社会システムを肯定すれば、黙っていても森林の破壊、減少は今までと同じペースで着々と進んでいく。
現状維持など、ありえないところまで来てしまっているのだ。

根本的な価値観の転換、思考の改革が求められなければならない。
そのための犠牲(本当は犠牲ではないのだが…)は、
地に足の付いた生活をするためのモノであり、
その生活に足を1歩踏み入れれば、それを実感できるはずだ。
考えてみれば今の時代、文字通り「地(土)に足を付ける」機会が無い。
移動は、飛行機、車、電車、自転車。歩くときも決して裸足にはならない。
都市においては、アスファルトでコーティングされた地面しかない。

ターシャ・テューダーは、裸足で庭を歩く。
「彼女は特別。」と言う莫れ。

「戦後の復興」を勢いに、ズルズルとここまで来てしまった感がある。
が、次のライフスタイルを模索しない限り、未来は闇へと向かうのは確実であろう。
その鍵は過去の文化の中にあり、人の心の中にある。

先進国のライフスタイルは、合法的な他の地域の破壊、摂取、略奪の上に成り立っている。その傾向は、今や全世界に広がりつつある。

この時代、浪費して良いものはただ2つ。
自分の脳と身体だけだ。
次の時代のために、フル活用したい。


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