Kitty Thunder Ground
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2010年11月27日(土) さらば故郷

なんか最近、自分を取り巻く状況はいいと思うんだが、
そのわりには体調もわるいし、
なんかモチベーションが上がらないような気がする。

そんな思いを打破できないものかと、
学生時代に住んでいた街にふらっと行ってみた。
初心に返れば何かが変わるかもしれないと思ったからだ。

誰に会うわけでもない。当時よく使っていた駅前のお店や、
バイトしてた店、住んでいたアパート、
近くのコンビニやスーパーなんかを巡って、
何か当時のアツい気持ちを取り返そうと思ったのだ。

しかしそれはうまくいかなかった。学生街なのだが、
自分のコンディションがよくない時期だったのもあり、
本当に悲しいかな年老いた男の悲しみに支配された。

煌めくJK、JD(男子もいたが)に対し、
当時は積極的に絡んでいたのに、今もうリームー。その気も起きない。
尻を追いかける気力さえ出なかった。
若さこそ最強の武器で、俺はその武器を振り回せない。
それに代わる武器は持っているはずなのだが、
このコンディションではそれを発揮できない。

トボトボ歩いて落ち込んだ。
過去を振り返るのではなく、今ならではの武器を磨こう。
まずはコンディションを整え直そう。それが先決。
そう誓った。

さらば故郷!
もう二度と(用事がなければ)足を踏み入れることはないだろう。
愛していたからこそ、さらばと言うぜ!


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