Kitty Thunder Ground
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2004年02月06日(金) |
幼き日のトラウマ映画に出会ったよ! |
俺には小さい頃に見たいくつかのトラウマ映画がある。 いくつかは断片的なシーンしか頭に残ってなく、 タイトルも思い出せないので探しようもない。 記憶とタイトルが一致してなおかつ再び鑑賞できたのは3本ある。
一本は「ゴジラ(84年版)」、 それからヒッチコックの「鳥」、 そしてこないだTSUTAYAの片隅で運命的に再会した「奇跡の243便」である。
あの映画は忘れられない。 親と一緒に夜中に見た映画だ。 航空中の旅客機の天井がいきなし破け、 ずごごごごとあっという間に上半分がなくなるのだ。 つまり客席がむき出しで高速で大空を飛ぶのだ。 男の子が天井の破損を知らせる場面と、 スチュワーデスが吹っ飛ぶ場面、 一人の客が救命胴衣を着ようとするけどその救命胴衣がすっ飛んでしまう場面。 これが忘れられない。
TSUTAYAで何気なく手にとってパッケージの裏を見ると、 見覚えのある半分壊れた飛行機が!これだと思ったね。 しかも解説文を読むと、なんと実話を基にした映画だという。…震えたね。 本当にあのまんまの事故だったらしい。 その飛ばされたスチュワーデス以外は全員無事だったという。うむむ。
ビデオを見てみると、かなり記憶に忠実だった。 しかしなぜかスチュワーデス吹っ飛びシーンはなかった。 記憶の捏造か、はたまたカットされたのか。謎である。 どうやらテレビ用に作られた映画だったらしく、 ところどころでCMに入る暗転がある。
ちなみにちょっと驚いたのは、音楽を担当していたのが、 「Xファイル」のマーク・スノウだったという事だ。 あの印象的なテーマ曲の片鱗を感じさせない当たり障りのない音楽だった。
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