Kitty Thunder Ground
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2004年01月26日(月) この一週間は映画をたくさん観ました。

隣町のTSUTAYAのナイスなセレクトとスカパーの相乗効果で、
この一週間は結構映画を観た。
周りの皆はテスト期間だけど、俺は今期テスト受けないでいいのだ!
だから映画を観たのだ。

どれもけっこうマイナー映画で、本とかでしか知らなかった作品を
今回どっーと観たんだが、
面白かったのもあれば期待はずれだったのもあった。
一週間で観たそんな映画をカウントダウン6形式で。

○6位 「空の大怪獣 ラドン」
いきなり東宝特撮怪獣。50年代のSFは洋画も邦画も面白いという
思い込みに基づいて借りてきたが、めちゃめちゃ退屈だった。子供向けだな。
何度も言うが、体長50mの怪獣より、1mの巨大生物の方が怖い。
この映画にはプテラノドンの怪獣ラドンが出てくる前に
1mのヤゴの化け物メガヌロンが出てくる。せめてこっちをメインにして欲しかった。

○5位 「巨大アメーバの惑星」
これも50年代のSF。こっちは洋画。火星にロケットで行ったら
巨大アメーバその他が襲ってきた!というお話。
いわゆるB級SFで、見たあとの何も残らない感はただ事じゃない。
巨大アメーバはアメーバだって言ってんのに地面を歩く。
アメーバだって言ってんのに眼球がある(しかもくるくる回る)。

○4位 「美女と液体人間」
また50年代のSF。ほんと好きだな俺。邦画。
放射能で液体化した人間が東京を襲う!ヤツに触れられると溶けてしまうのだ!
「人間が溶ける」という字面の割りに全然グロかったりしないし、
それでいてミステリアス。話の筋はよくわかんなかったけど、
撮影技術にドキドキした。
ストリッパーが溶けた!後に残ったのはビキニとパンツ!とかね。いいよね。

○3位 「首都消失」
87年の邦画SF。ある日突然東京が謎の雲に覆われ
外部との通信が一切途絶えてしまった。さてどうしよう!?というお話。
筋は面白いんだけど、80年代〜90年代前半の邦画ってどれもそうだけど、
なんか青春臭さとかスポ根ってかそんなニオイがしてて抵抗ある。山下真司主演だし。
この映画も無駄に嵐の中でギターをかき鳴らしながら歌う目の不自由な若者が出てきて、そういうのがヤだった。
必然性ないだろ!「♪ロンリークライ〜」って曲も恥ずかしい。
ついでに言うと女の髪型もヘン。ソバージュ?叶姉妹の姉のような。

○2位 「鉄男-The Iron Man-」
俺が一番好きな「π」っていう映画があるんだけど、
その監督のダーレン・アロノフスキーが
πは「日本の『鉄男』に影響受けて作った」って言ってたんで
ずっと観てみたかった映画。89年作品。
確かに画は「π」の元ネタだわ。このパキパキ感がたまんねぇ!
まばたき出来ない映像の連続だわ。
ストーリーは体が徐々に金属の怪物に蝕まれていく男の苦悩みたいな感じ。
それにしても「π」よりずっと悪夢みたいな映画だった。怖い。

○1位 「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」
再び50年代の洋モノSF。
ある街で、自分の親や恋人が、どうも見た目はまんまだけど
どこか他人のような気がする…という人が続出。
集団ヒステリーかと思いきや実は
宇宙人が人間のクローンみたいなヤツを作ってた!
隣人も恋人も信じられない精神異常ギリギリのお話。
これはふつうによかったねぇ。名作古典SFここにあり。
70年代と90年代にリメイクされてるらしいけどそっちは多分ビミョー。


…いっぱい見たな。そしていっぱい書いたな。


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