Kitty Thunder Ground
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昨日に引き続き風邪で寝ていた。 元カノがお見舞いに来てくれるという日。 11時30頃来て、まぁ仲良くしていた。
しかし、俺は今日というこの日を、 ある種の「踏絵」の儀式に選んでいた。
元々親が厳しい彼女は、ウチに泊まる時は、 例外なく親に何らかの嘘をついて泊まっていた。 嘘をついて泊まるわけだから、 当然しょっちゅう泊まれるわけではなく、 せいぜい月一度程度であった。
ただ、この、俺が苦しんでる時、 助けが必要なとき、 彼女はそのタブーを破って俺の側にいてくれるのか。 俺はそれを試したかった。
彼女は20時には帰る予定だった。 俺は、自分の病状を理由に、一晩看病して欲しいと、 頼んだ。 しかし、彼女はそれをどうしても拒んだ。
ダメだった。
彼女は、俺のために、彼女のタブーを破れなかった。
そしてそれが本当の別れとなった。
あ〜あ…って感じだね〜。 「あ〜あ…」って。 それ以上でもそれ以下でもないね〜。
Kitty Thunder Ground
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