Kitty Thunder Ground
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2001年11月26日(月) 別れ

昨日に引き続き風邪で寝ていた。
元カノがお見舞いに来てくれるという日。
11時30頃来て、まぁ仲良くしていた。

しかし、俺は今日というこの日を、
ある種の「踏絵」の儀式に選んでいた。

元々親が厳しい彼女は、ウチに泊まる時は、
例外なく親に何らかの嘘をついて泊まっていた。
嘘をついて泊まるわけだから、
当然しょっちゅう泊まれるわけではなく、
せいぜい月一度程度であった。

ただ、この、俺が苦しんでる時、
助けが必要なとき、
彼女はそのタブーを破って俺の側にいてくれるのか。
俺はそれを試したかった。

彼女は20時には帰る予定だった。
俺は、自分の病状を理由に、一晩看病して欲しいと、
頼んだ。
しかし、彼女はそれをどうしても拒んだ。

ダメだった。

彼女は、俺のために、彼女のタブーを破れなかった。

そしてそれが本当の別れとなった。

あ〜あ…って感じだね〜。
「あ〜あ…」って。
それ以上でもそれ以下でもないね〜。


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