日記でもなく、手紙でもなく
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2003年09月10日(水) ソフィー(プエルトリコ)のアルバム、CD化再発

 銀座山野を覗くと、プエルトリコの女性歌手、ソフィー(Sophy)のアルバムのCD化再発盤が棚に一枚置かれていた。"Al Ritmo de la Noche(夜のリズムで)"というアルバム(DiscoHIT DHCD-2054-2)。
 最近ぽつぽつと、この人のCD化再発盤などを見かけるようになってきた。これで昨年からCD化3枚目(DiscoHITレーベルからは2枚目)の盤になる。最近では、たいていサルサのコーナーに置かれることが多いようだが、それでもラテン・ポップスやボレロなどを歌わせても、かなり高いレベルの表現力を持っている。
 ソフィーの声の特長というのは、ボレロなどを歌っても、変にベトッとしないところ、ちょっとつれない感じで歌うような感じもあるのだが、そこらへんが好きか嫌いか分かれるところかもしれない。たいていなかなか姉御っぽい感じの写真で写っている。

 米SONY(旧CBS-Latin)から、以前この人の「ベスト20」という編集CDが出ていたが、日本にはほとんど入ってこなかった記憶がある。これだけは、同じそのシリーズで出ていたクラウデア・デ・コロムビアの盤とともに、今でも残念に思っているところ。
 
 同じラテンのコーナーには、メキシコのOrfeonレーベルから今年出た、Tania Libertad y Fetiche "Sabor Latino Vol.1"(JCD-13908/2枚組)の編集盤。こちらは、リベルタとフェティチェの曲を交互に配した盤。恐らくリベルタのほうは、既にCDで出ている曲が大半を占めるような気がするが、フェティチェのほうは今まで聞いた記憶がほとんどなく、リベルタと組み合わされるくらいの歌手なら、悪くはないに違いないと思い、値段も3000円の1割引きということになってさほど高くないので購入する。

 ジャズ・ヴォーカルのコーナーには、英Vocalionから今年出たらしいダイナ・ショアの2枚組(54曲)CDが入荷していた。これは本当にCD1枚分の価格設定。Vocalionレーベルというのは、以前英Deccaのレーベルで発売されていた音源をCD化して発売することが多い。この盤についても、CD化され既に出ているものとは、同じ曲を歌っているものでも、少なくとも音源が異なるものが大半を占めているのではないかと思う。


riviera70fm |MAIL