日記でもなく、手紙でもなく
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3月末の土曜日、上野公園の桜の花はかなり散り、既に葉桜。 それでも、僅かに残った桜の木の下では、とりわけ暖かい日ということもあり、宴たけなわ。5〜6名の小グループから、沖縄の蛇皮線6丁を含む陽気なグループ、あるいは男6人でドラ声を張り上げながら歌い踊るグループまで、まさに千差万別、いろいろな人生の楽しみがそこに展開している。
ふと見ると、女性ばかりの12名ほどのグループ。 なにか少し雰囲気が違う。化粧が濃いのだが、よくよく見ると、ニュー・ハーフのお姉さま方のグループだった。当然だが、比較的若い人が多いので、遠目にはかなり散って数も減り、情けなくなった桜の花などよりも、数段華やいで見えたりもする。 春はまさに演出するものである、か。
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