日記でもなく、手紙でもなく
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2002年02月25日(月) 春一番の香


 駅から我が家へ向かう帰りのバスに乗ったとき。
 やたら、醤油のような味噌の焦げたような、要は大豆の発酵したような強く鼻を突くにおいが充満していた。しかも、それがなかなか消えない。

 まいったなぁ、そんなふうに思っていると、降りるバス停に到着。

 下車用の扉が開いて、バスを降りると、少し強い風にのって、良いかおり。バスの中の臭いに辟易していたので、その違いの大きさ。
 ああ、沈丁花のかおりだ....

 思い切り息を吸い込んでみる。

 ちょっとだけ、春を感じた気分。


riviera70fm |MAIL