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ちょっとだけしか知らないとはいえ、そういうヒトが死んだと聞くと、いろいろ思い出してみたりする。
彼のともだちと一緒に、家に遊びに行ったことがある。宝塚にあった家は普通の家族が住むような2階建ての一軒家だった。まだプロの物書きになる前で、らもんって呼ばれてた。その時の印象は見た目はある意味濃いわりには静かで落ち着いた感じのするヒトだなーって思った。彼のともだちがフレンチ文学の話題で盛り上がってる横でプロレスの本とかポルノ雑誌をまるで勉強でもするように読んでいたような記憶がある。台所には汚い食器が山のように積まれていて、たまりかねて洗ったかもしれない。奥さんはボーイフレンドとツーリングに出かけてるっていうし、彼にも若いガールフレンドがいたかもしれない。子供は年のわりにはなかなかしたたかなコだった。
数年前に初期のころのエッセイを読んだら、知ってるヒトがたくさん登場してて、そういう意味ではおもしろかった。その中のひとり、Souにはちょっと会ってみたい気もする。彼はホントにユニークなヒトだったなー。
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それにしても、あっけない終わり方。
2004年07月27日(火)
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