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 Lost in Translation

しつこいようだけど、今日も寒い。顔がチクチクするように痛い。そんな中、この間身損ねた『Lost in Translation』を見に行った。

言葉が通じない国でさらに混乱するミッドライフクライシスのボブとコレからどうしようと悩む結婚2年目のシャーロット。自分を見失いかけていた二人が異国の地でばったり出会い、、、っていうストーリー。

全てのシーンが東京と京都で撮影されて、一体ココどこ?的パークハイアット、ネオンがサイケな新宿、ゲーセン、パチンコ屋、カラオケ、寿司屋、総合病院、裸の女がせまいテーブルの上でアクロバットしてる怪しげなバー、などなど、ネオ異国情緒漂うシーンが満載のうえ、日本語にはあえて字幕がついていないから、映画を見ているヒトも、主役のボブとシャーロットのような体験ができる、っていう仕組み?

コレはあくまでもおまけのような部分で、Translationは外国語の翻訳というよりは、人生というモノの捉え方であり、ヒトっていうのは迷子になりかけた時にトラックに戻れるように導いてくれるヒトが必要だ、っていうことだろう、とか。

ボブ役のビルマーレーは噂以上にステキだったし、シャーロット役のオンナノコもかわいい。ラストのシーンで、ボブがシャーロットにナニか耳元で囁き、ソレを聞いてシャーロットは涙するのだけど、あいにく聞き取れなかったので、DVDが出たらまた見たいと思う。

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ソレにしても日本って、っていうか、東京ってヘンなところだ。

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元バイト仲間のフレンチなヒトからメールが来てた。前にこのアパートに住んでたヒトだから、教えてなくても住所は知ってる。但し、私の名字は知らなかったらしく、名前だけ書かれてた。

つい最近、名字も書いてある郵便物はアパートナンバーがわからなかったとかで、はるばるまた太平洋を戻って日本へ帰って行ったらしいし、この辺、さすがカナダポストだなーと。

2004年01月14日(水)
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