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 死とか

なんでも、ともだち、おばさんが危篤とかで、日本へ帰国しようかどうしようか迷っていると言う。まだ、身近なヒトの死を経験したことのない彼女はかなり動揺しているもよう。

おかあさんからは、もう意識もない状態だから帰って来てもしょうがない、と言われ、実際数カ月後に産まれたばかりの赤ちゃんと帰国する予定でいるから、余計複雑な気持ちになるのだろう。

「どうしてあんなにいいヒトがこんな目にあわなければいけないの?」と言うけれど、病気や事故というモノは、いいヒトであれ、わるいヒトであれ、被るヒトは被ってしまうという類いのモノなのだからしょうがない。

「奇跡でも起らない限り、もう二度と会うことは出来ないかもしれない」からと、別に宗教的なヒトではないけれど、全ての神に祈っているという。それでいいと思う。おばさんのためにも、彼女のためにも。

長生きすることはすばらしいことだと思うということを前提に、敢えて言うとしたら、死ってそれほどマイナスなことばかりではないような気もするし。うまく言えないけど。





2003年10月24日(金)
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