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■ Le festival des films du monde
■Le Festival des Films du Monde■
インターナショナルフィルムフェスティバル開催中。今年は日本とラテン・アメリカの映画も多く上映されててうれしい限り。ということで、今日はまず2本見てきた。
一本は『No Sabe/No Contesta』っていうアルゼンチン映画。ところがところが、ここ最近のアルゼンチンのエコノミッククライシスのあおりで英語の字幕が用意できませんでしたぁー、だそうで。でもせっかくだから見たけど、やっぱりよくわからなかったうえ、期待はずれだったし。しくしく。
もう一本は『Rabbit Proof Fence』っていうオーストラリアの映画。1930年頃、白人の血が混じったアボリジニの子供を収容し、白人教育を施し、白人とのみ交じりあわせることで、白人の人口を増やそうという政策の元、強制連行された少女3人が、母親に会いたい一心で脱走を計り、1500マイルだかの距離を9週間かけて家に戻ってくるっていうストーリー。
モーリーの娘が実話をもとに書いた本が原作。彼女もやはり4才の時に連れ去られ、25年もの間、母親に会うことができなかったのだという。こういうことがつい30年前まで続いてたのだ。複雑な気持ちにならざるを得ない。
映画が終わってからは監督と女優のオンナのコも登場。オンナのコはホントに今どきのコで、かなり恥ずかしそうに「この映画を見にきてくれてありがとう」とだけ言って、会場の外へと消えたけど、映画館の外でチュッパチャップス舐めながらサインに応じてた。かわいいゾォー!
ストーリーも十分悲しいけれど、舞台になったオーストラリア北西部のホントになにもない風景が、それはそれは美しくて感動。映画が始まってから終わるまでずーっと泣いてました、とさ。
2002年08月25日(日)
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