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■ ポストカード/『Sex and the City』
絵はがきが2枚届いた。一枚はブラジルのサルバドールという街のカーニバルので「身体の調子はどうですか?」って、書き出しからはじまって尻切れとんぼ的に終わるんだけど、もう一枚のを見て笑ったね。「一枚じゃ足りないでしょ?2枚目いきます」って。で、しめくくりは「3枚目はゆるしてね」だって。かわいいなぁー、ホント。しかしだ「必要とあれば臓器提供しますよ、Corazon以外はね」ってのは一言多いよ。あ、corazonってのは心臓のこと、で、英語と同じで心って意味もあるんだけど(笑)
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ケーブルを再契約してナニがうれしいかといえば、『Sex and the City』が再び見れるようになったことだけど、昨日のはまさにジャストインタイム的なエピソードだった。
いつのまにか主人公のキャリーには、ごくごく普通って感じのボーイフレンドがいて、ほとんど彼女の家に入り浸り状態。そんなある日、彼のバッグの中にエンゲイジリングが入っているのを見つけてしまう。彼女その途端、突然吐き気をもよおしてしまうんだけど、これ、うまい。突然降ってわいた『結婚』というリアリティに戸惑う30代後半の自立したオンナの心境ってこんなモノかも?って思えたりするし。
で、早速、友達3人に「でもねぇー、その指輪、ひし型のすごくクラシックなデザインなのよ!」と憤慨しながら報告するキャリー。彼女にしてみれば、自分のイメージとは程遠いデザインの指輪を選んでしまう彼のセンスが、というよりも、彼は自分のことをわかっていないのではないかということが不安なのだ。
ところが、それから待てども待てども、一向にプロポーズの気配がない。いつの間にか彼のバッグから指輪が消えたことに気がつき、少し焦りはじめたある夜に、「これ、ちょっと持っててくれない?」と、さりげなく指輪のケースを渡される。で、おそるおそる開けてみると、彼女ごのみのステキなデザインの指輪が。「ホントは違うのを買ったんだけど、こっちのほうが君に似合いそうだったから取り替えてもらったんだ」「結婚してくれる?」っていう彼の言葉に実にあっさりと素直に「Yes」と答えるキャリー。
これ、オトコのヒトにしてみれば「What?!」なエピソードだろうけど、でも、こういうのって往々にしてありがちな気もするんだな。そういうオンナ心の揺れ具合をあっさりストレートに描くところはさすが、なんだけど、彼女はこのまま結婚してしまうのかぁ?
2001年12月08日(土)
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