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 手術の日

手術の当日はお友達二人が付き添ってくれてチェックイン。順番が回ってくるのを待つ間は楽しくおしゃべりに熱中する余裕もあったけど、いざベッドに寝かされ、手術室へのドアのところで二人とお別れした途端に、急に心細くなってしまい、なんともいえない恐怖心に襲われる。足もぶるぶる震えてるし。研修医かな?って感じの若いコたちが「気分はどおぉ?」って聞いてくる。「こわいよぉー」と私。「It is perfectly normal.」って言われて、もう恥も外聞もなく泣き出してしまったわよ。ってなわけで、手術室に入った途端にテキパキと麻酔の準備が整い、ハリを刺す前にフリーズを使ってくれたおかげで、なんの痛みも感じないまま、そこで記憶がとぎれた。

目が覚めたらリカバリールームにいた。「痛みはあるか?」と聞かれてもピンとこなかったけど、そう言われれば痛むような気がしてくるものだ。で、「ある、ある」と答えたら「さっきモルフィン入れてるから大丈夫なハズ」と軽くあしらわれる。だったら聞かなきゃいいのに、と思いながらも、反抗する気力はなく、まだ意識がもうろうとしていたので、目を閉じた途端に、再び記憶がなくなって、次に目を覚ました時には病室にいた。

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2001年11月30日(金)
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