2006年09月01日(金) |
加賀指貫へのあこがれ |
あちこちで、 目にも鮮やかな加賀ゆびぬきを拝見する。
手まりのような模様をたたえた、指貫。 芸術品なのだと思い込んでいたら 「実際の針仕事に使えますよ」と。
お稽古事のあとに こんな優雅なお道具をもって針仕事をしてみたいものだ・・。
琴を習わせようとした祖母に反抗した昔を、 ちょっと反省したくなる(笑) そういや三味線のバチも薬指が痛くなったっけ_| ̄|○ そんなお稽古事もしっかりこなす人に似合いそうな 凛とした美しさをたたえた、加賀ゆびぬき。
子供の頃は 専用の皮を小間物屋さんで買い求め 自分の指のサイズに切って、指貫を作ったものだった。 母の指貫のサイズも 父の指貫のサイズも、なんとなく分かっていた。
今、そんな皮を扱っている店もない。 既製品の、カラフルなセルロイド付きの指貫、数個○○○円。
大きすぎ・・・。
私の指はシワシワと痩せていて関節のフシもなく、 既製の指貫は大きすぎ 指輪のように中指の付け根まで入っちゃうの(笑) (結婚指輪は落ちるのでしていない)
だからいつも 切って作り直さなくちゃならない。 昔見た、四角い指貫用の皮があれば ムダも出ないのになぁと思う。
加賀ゆびぬきは 切ってサイズ調整など出来る筈もないように見える。 (ホントハ どうなのか、知りません) 私には大きいのかなぁ。。。
でもいつか、こんな優雅な指貫をはめて テディベアの鼻の刺繍をしてみたい。
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