2006年03月26日(日) |
生かされている。意味がある。そう思っていいのかしら。 |
今月は痛い痛い渦が巻いていて 横になっても起きていても痛みが べったりくっついてました。 泣く気力もなくなり そして気分もどん底でした。
今も、決して明るいなす子じゃなくって・・とほほ でも ちょっとはムリしなくちゃね と、せめて返事や会話の声が 相手に聞こえるように、お腹に力を入れてます。
この週末、立て続けにテディベアからのメッセージを受け取りました。
テディベアは、私に
生きろ
と、言いました。
なす子クマを委託させて頂いている大阪のリッティベアさん というお店から 連絡があり、 日本のテディベア作家100人の紹介サイトを作るので 参加しませんか
と、お声を掛けて頂いたのです。
正直なところ、悩みました。 コンスタントに制作出来ない私。 第一、今 ショップさんに居るベアは一体だけなのです。 追加制作も、ままならないまま ずーっと何ヶ月も経ってしまって・・。 赤ちゃんのベアのご予約さえ、ごめんなさいしている状態なのに ちろちろと顔を出しちゃったら、こういうのって あちらこちらに不義理なんじゃないかしら。って。
でも、やっぱり作りたい。作り続けたい。 私から「作ること」「針や糸」を取ったら 燃えカスになってしまうと思う。
縫うこと、作る事は生きること。 私は生きるためなら何だってやる。と先秋、思ったではないか。
そんな自分を思い出したんでした。
リッティさんに参加希望のお返事をしました。
リッティベアさんは、すぐさまメールを下さり、その中で 「最後の一体の子(ベア)も、お家が決まりましたよ」と・・。 だから(なす子クマの在庫がないので) 「今までに入賞したベアの画像でもいいですよ」と・・。
私ね、ベアに呼ばれて ここにいるような気がしてきた。 やっぱり私は クマを作るために生かされている媒体なのかなーって。 いや技術はさておき・・(^ ^;
そうだとしたら嬉しいなあ。
二次元世界のクマさんは どこかの誰か (私の知らない、でもクマには分かっている) の所に行きたいから、 私を介して三次元の世界に生まれて来るような気がする。 そんなふうに 思う時があるんです。
この手指が誰かの役に立てるなら、とても幸せ。 ドナーにさえなれない体だけど ここから生まれたテディベア達が 誰かの笑顔の素になるならば、とても嬉しい。
必要とされて生まれたテディベアは 空を飛んで、自由にどこまでも飛んで行く。
夢を込めて名付けたサイト名。
ちょっとだけ 現実に近づいたのかな?
私が生きてるのは、意味があるのかな?
そう思って、いいのかな?
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