今日(19日、土曜日) は カゼひいちゃって 一日中、うつらうつらしてました。 ほんとは義母のところに行きたかったのだけど 起き上がるのもままならず、 佐川急便さんがピンポンしたのも気付かず (クマの資材到着だったのに〜)、 郵便局さんが書留を持って来てくれた時は起きられず 子なすのお友達が電話してくれたのに出られず 日中、死んでました。
そんな浅いような深いような眠りの中、夢を見ました。
うとうと、目覚めると夢は中断するんだけど 眠ると 夢の続きを見るんです。
一日中、長い夢の中を彷徨っていました。
懐かしいローズちゃん(仮名)の夢でした。
ローズちゃんは、私の一番旧い友達です。 ご近所さんでした。 そのお宅は門から玄関までは飛び石があり、 飛び石は途中で二手に分かれて 母屋と 離れに繋がっていました。
お庭の奥には池があり、欄干のある回廊から見るその池は 小さいながらも おもむきが深くて 子供ながらに緊張しました。
夢の中で、私とローズちゃんは その池や庭の思い出を語ってました。 昔のように肩を並べて座って、でも 背の高いローズちゃんは 私よりだいぶん肩の位置が違うのです。 そういえば子供の頃から私はいつも こうやって下からローズちゃんを見上げていたわ と、夢の中で言って 笑い合いました。
なす子ちゃん、結婚10年?えーっ速いねー。 ○ちゃんは 元気かしら えっ、そうなの □くんと結婚したの?びっくり
そんな他愛もない話。
Roseちゃんはとってもまじめで、恋愛の話なんかした事ありませんでした。 が、夢の中のRoseちゃんは 結婚に迷っていると言ってました。 なす子ちゃん、どう思う? と聞かれました。
結婚かぁ、けっこん・・て そんなに大変じゃないよ、決まる時ってトントンって。 でもRoseちゃんは"家" を背負ってるもんねぇ
「なす子ちゃんだってそうでしょう」
ううん 私は家を出た時点で家を捨てたし 兄もいるし 今住んでいる所は、#家"のしがらみが無くて気楽よ 実家の祖父母も、もういないしね
「いいなぁ」
夢の中のRoseちゃんは、現実では絶対言わないであろう言葉を ぽつりと漏らしました。
その時 夢の中の私たちは 満点の星が見える広場にいました。 私は 「ね、今日はしし座流星群の日だよ。知ってた? 私、コッソリ屋根に登ってよく見てたんだ」 と言い、 厳しい家庭に育ったRoseちゃんは 「私 こういうの見るのって許されてなかったから。 初めてよ。見えるかなぁ」 と喜んでいました。
ごくたまに、Roseちゃんは 私が具合の悪いときに見る夢に出て来てくれます。 Roseちゃんは跡継ぎとしてお医者さんになったのです。 そして懐かしい思い出をじんわりと語り合って、消えます。 名医です。
元気かなぁ。 今は、なかなか というより めったに会える立場ではなくなってしまいました。
年賀状だけのやりとりですが、ほんとは逢いたいです。
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