こ こ ろ も ち 。

2005年11月06日(日) ほうけています・2

先日付けの金茶のベアの次に、実はもう完成したベアが居ます。
茶色のベアで、
無事に ご依頼主さまの所に到着しました。
その茶色ベアを製作中に


かちゃ




って、別の部屋のドアが開いたんです。


おや。 と思ったんだけど手も離せないし、制作にノッてたので
そのまま縫い続けてました。


こんどは


かちゃり。ぱた


ってノブが回る音がして、ドアが閉まりました。
そんな音が2〜3回、繰り返されました。


そこで ふふっ と微笑んでいる自分に気付きました。
ほんと、気付いたら自分の口角は にゅっと上がってたんだ。
にやけて制作していたんだ。
何も根拠もなく
「あぁ、この赤ちゃんが遊びに来たのだわ」
と確信したんでした。

嬉しくて楽しくて、
「早く帰ろうね。」
とか色々話しながら仕上げました。

無事、ママとパパの元に帰った赤ちゃんのベア。
パパさんは「○○(ベビーちゃんの名) に似てる。写真を渡したの?」と
仰り、ママさんも驚いたそうです。
(写真は頂いてません)


そしてママさんも「確かに面影があります」って、メール下さいました。
不思議です。
とても嬉しい。
決して私ひとりの ちからで出来たのではないと
強く思います。



秋も深まるある日、雲の上から
赤ちゃんが私の手元に遊びに来たのでした。



もしかしたらくまさんの中に
そーっと入っていったのかもしれません。










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なす子

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