ゆうべ 火垂るの墓 を、放送してましたね。
高校生だったか 中学生だったかの頃 授業中に隠し読んでいた 「火垂るの墓」。
授業中、なんですけどね
泣けて泣けて
本当に泣けて辛くて
とても再読できないんです。
アニメは
随分後になって・・、きっかけは忘れましたが 見たんです。 結末を知っているだけに もう見ていられず
野坂昭如さんが 「アニメなんて。と、軽く思っていたが考えが改まった」 と、この映画について仰っているのを知り それもまた納得の作品です。
でもアニメのほうは、原作に書かれている最後の部分は だいぶソフトにカットされている。 どうなんだろ、全てを描くのは・・アニメは子供も見るのが前提なんだろうから、あれでいいのいかな という思いと 描き切って欲しかった という思いとが 交錯したりするんでした。
今日は
子供と一緒にビデオに録っておいたものを 見ました。
静かに考えながら。
子供は
夕飯の時、夫に
「死ぬと、箱にいれて もやすのは、どうして?」 「もう 生きないの?」 「なんで 死んじゃったの?」
と聞いていました。
理不尽な死を感じ取ったようです。
「せんそうって いま あるの?」
あるよ、と答えました。
「じゃ、また死んじゃうの?なんで?」
そうだよね。
何で?何で?なんで、戦争があるの?
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