(「序」から続いています。)
夫は 「俺はゲーム世代だ。こうやって育ってきた」と言いました。
夫の実家に残っている、複数のゲーム機。 こんなにあるとは知りませんでした。 ある日 それらを嬉しそうに孫に渡す夫の両親の姿を見て 私は気づいてしまいました・・ 「この人達の子育ては、こうなのだ」と。
そしてその日、 やっと納得しました。夫にとって、ゲームは 「小さい頃からいつも自分の側にあって、なくなはならないもの」 なんだ。って。
私から、本や活字をとりあげたら 腑抜けになるでしょう。 夫にとってゲーム機は、そういう価値のものなんでした。 私は、この人の楽しみを奪おうとしているのでした。
でも私は「ゲームをやらせたくない。」とガンとして 譲りませんでした。 夫の両親の育児方法を否定する事になる。と、この時理解してました。
(続きます)
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