モヘア(テディベアの素材) のストックを入れてあるプラケースが 5段ある。 その中に、ちいさな箱に入った 作りかけのミニチュア・ベア。
手足のパーツも小さいが、目に使うビーズも 直径2ミリと これまた小さいので失くしちゃいけないと、 小箱に入れて保管してあったんだった。
5年以上前に購入した、キットだ。初めてトライしたミニチュア。 計四体作れるようになってたなぁ。 3体作って、お腹一杯になって(苦笑)、あとはそのまま。 今ではミニチュアのデザインもパターン(型紙)も 自分でするので、仕舞い込んだ事さえ忘れていた。
キットは、 パーツをカットし、ボディだけ縫った状態で ひっそりとあった。
いゃあ 今、続きを縫ってるんだけど 「昔はこんなに大きな(!) ものなのに" ちいちゃい、ちいちゃい" って苦労してたんだなぁ」。
出来上がりのベアは6〜7センチになる。 ミニチュアはパーツを縫って、表に返す作業が 一番タイヘン。 でも、あき口を工夫して取ればうまくゆく。 昔はそんな工夫も知らず、 考えもせずに説明のままに印をつけて " こんな狭いあき口じゃ、表に返せないよ〜" 。
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いつの間にか身に付いた「私なりのやり方」。 財産だなぁと思う。
自分で考えて、考え抜いてひらめいて、試して失敗して。 あとで調べると あっさりと紹介されてたりするプロセスだったりするんだけど 自分であみ出したやり方を自分なりの順序で進めて 完成へと導く、 モノつくりの醍醐味だなーって思うんだ。
作りにくいキットに出会って、ホント良かったと思う。
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