こ こ ろ も ち 。

2004年08月22日(日) 5年前のキット

モヘア(テディベアの素材) のストックを入れてあるプラケースが
5段ある。
その中に、ちいさな箱に入った 
作りかけのミニチュア・ベア。

手足のパーツも小さいが、目に使うビーズも
直径2ミリと これまた小さいので失くしちゃいけないと、
小箱に入れて保管してあったんだった。

5年以上前に購入した、キットだ。初めてトライしたミニチュア。
計四体作れるようになってたなぁ。
3体作って、お腹一杯になって(苦笑)、あとはそのまま。
今ではミニチュアのデザインもパターン(型紙)も
自分でするので、仕舞い込んだ事さえ忘れていた。

キットは、
パーツをカットし、ボディだけ縫った状態で
ひっそりとあった。


いゃあ
今、続きを縫ってるんだけど 
「昔はこんなに大きな(!) ものなのに" ちいちゃい、ちいちゃい"
って苦労してたんだなぁ」。

出来上がりのベアは6〜7センチになる。
ミニチュアはパーツを縫って、表に返す作業が
一番タイヘン。
でも、あき口を工夫して取ればうまくゆく。
昔はそんな工夫も知らず、
考えもせずに説明のままに印をつけて 
" こんな狭いあき口じゃ、表に返せないよ〜" 。


     ☆


いつの間にか身に付いた「私なりのやり方」。
財産だなぁと思う。

自分で考えて、考え抜いてひらめいて、試して失敗して。
あとで調べると
あっさりと紹介されてたりするプロセスだったりするんだけど
自分であみ出したやり方を自分なりの順序で進めて
完成へと導く、
モノつくりの醍醐味だなーって思うんだ。

作りにくいキットに出会って、ホント良かったと思う。









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なす子

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