こ こ ろ も ち 。

2004年08月19日(木) 足踏み

「ベビーメモリアルベア」、
私の得意分野だった。

頂くメールは
「さんざん調べたけれど ベビーの出生体重・身長ともに
ピッタリ合わせて製作するっていうメーカーが ないんです」
っていう方からだった。

また
「身長体重を合わせるメーカーはあったけど、
アナタのベアは顔が生きてるから決めました」
と言ってもらうことも多く、すんごく嬉しかった。

誇らしかったし
驚かれたし
反響も大きかった。

エフエムだけど ラジオで喋ったりした。
嬉しかったよ。


突然 都内のチョー有名結婚式場にテナントしている
ウエディンググッズショップから
その会社の取り扱い商品のパンフレットが届いて
一筆書いてあった内容は
ほぼ 脅しだったり

「ウチがこういう商品つくってんだから
お気をつけあそばせ」みたいな。
何をお気をつけりゃいんだか。
出るとこに出るってんなら、呼んでくれ。
そっちこそ この素材でこの値段。
ひぃー サギですな ってなもんだ。
目の肥えたお客様に見破られないよう、お気をつけあそばせ、だ。



いろいろあったけど
突っ走ってきた。


今は足踏み。

あの件と関りないベビーベアの画像を見るのも、
サイトに構築するのも
ツライ。
今もかわいがってもらって、成長したお子さん達との写真を
頂いたりするベアもいる。
3年も4年も、おつき合いのある方も。


しかし、あの
くだんのベアの事を思うと
どうしても心に波立つ自分がいる。
これがトラウマってやつかな。
この子(ベア) は一生 笑わないでしょうと、
泣きながら梱包した あのベア。


あんな事、あんなヒト、

もういないと思うけど。





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なす子

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