S L O W * L I F E
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おやすみなさい、よい夢を。
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久々ノイナタ☆ 面倒なのでニキアップ。
全然、知らない関係のない人もいると思うので、そーゆーひとはスルーで。 はずかしぃ〜。 今日はこのあと吉祥寺の猫カフェ行ってきます。 癒されたいのぉ〜。。。 先週の金夜に精神汚染が始り、断続的涙腺破損症、 日曜の夜に薬中で昏睡起きたら火曜日という大冒険をしました♪ ありったけの薬といっても量が知れていて、判っててやっているので大丈夫です。 でもちょっと飲むのには勇気がいった。 (何よりシートから外すのが面倒だった) そんな気持ちになっちゃったんだから仕方ないですよね。 二日間無断欠勤。 皆「大丈夫?」と声をかけてくれました。 うーん、ずる休みして大丈夫?と言って貰える、人徳?? ともあれ、今は安定しています。
---------- Smoking Sign
「煙草、吸うんだ?」 喫煙室で紫煙をくゆらせているとドアが開いた。入ってきたのはラミアス艦長で、彼女は煙草を吸わない。となれば、誰かを探しに来たのだろう。誰かは容易に察しがついた。 「ええ、偶に」 艦長の前で煙草を手にしているのも失礼にあたるか、と組んでいた足を戻し、灰皿に吸い掛けの煙草を押し付ける。 「あ、構わないのに」 ラミアス艦長は、申し訳ないわね、という顔をした。 「いえ。私に用と言うわけではないですよね?フラガ少佐ですか」 「そうなんだけど・・・それより、意外だったわ」 フラガには急ぐ用ではないのかもしれない。片手を頬にあててゆっくりと微笑む。 「は?」 「ノイマン君が煙草を吸うなんて。ううん、それ自体は意外でも何でもないの」 一体何を言わんとしているのか。彼女は悪戯っぽい視線を向けてくる。大人の微笑――それほど年齢は違わないのに、彼女のそれはそうとしか表現のしようがない。 「では、何が?」 女性のこういう表情を見る時、あまり良い風向きではないかもしれない。が、回避する術はない。 「煙草を吸うのが様になるのよ、足を組んでソファにもたれて、少し遠い視線がね」 「ただ、だれているだけですよ」 「母性本能をくすぐるというのかしら?」 そう言って隣に座り、俺の髪に自分の顔を寄せる。冗談と分かっていても良い風向きではない。 「煙草の匂いがするわね、少し」 「フラガ少佐も吸われるでしょう」 「そうね。でも、煙草を吸う姿を見て、キスしたいとは思わないわね」 「そうですか、」 肩を竦めて答える。これが精一杯だった。或いは「セクハラです」と言おうとも思ったがどうにも面白くない。一体どういう恋愛遍歴の持ち主なのか、過去どんな男と付き合ってきたのか。それともフラガと付き合うようになって毒されたのか。 彼女は、自分の顔を離して、それでもまだ横からこちらを眺める。チラリと伺い見れば、華やかな顔だった。彼女にこうやって見つめられて籠絡しない男がいるのだろうか。 「ナタルは何て?」 「彼女の前では殆ど吸いませんから」 そう言えばそうだったな、と思い出しながら言うとラミアス艦長は少し驚いた顔をして、首を振った。 「勿体ないわ、今度吸ってごらんなさい」 その時、艦内放送でラミアス少佐が呼び出された。彼女は、こちらがまだ聞きたいことがあることなどお構いなしで、さっと立ちあがると、にっこりと笑みを残して部屋を出て行った。
何が、何なんだ――
灰皿に押し付けた煙草の代わりにもう一本引き出す。口に咥えると少し息を吸ってライターで火をつける。火がついたのを確認して、今度は大きく肺に吸い入れる。そして息を吐いた。 一口め、クラリとくる感覚が堪らない。頭の上の方から痺れるように揉みほぐされていくような感触。あとは惰性と中毒だ。それほど量を吸うわけではないが、辞められるとも思えなかった。 ナタルと煙草について話したことはない。仮にも上官と思えばやはり吸うタイミングはなく、プライベートで会う時にまで我慢が出来ないほど中毒ではないから吸ったことはなかったと思う。 別に意識するものでもないだろうが、ラミアス艦長の視線と言葉が頭に残る。
煙草を吸う姿を見て、キスしたいとは思わないわね―――
その時、ドアが開いた。
2008年04月12日(土)
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