★K's FieldDiary★
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前日、11:50. 病院から帰り寝床に入ったところで、携帯に妹からTEL。
声の様子から緊迫感は無かったが、急いで身支度をして病院へ。
00:15 病室着。 母と妹に見守らられる父はすでに息をしていなかった。
00:05ころ、苦しむことなく息をとめたとのこと。
00:30 医師による死亡宣告。 叔母や姉も間に合わなかったが、誰一人とりみだすことなく、 静かに父を見守って時間が過ぎていく。
01:00 近親者への連絡をと考えたが、深夜であることを考慮し伯父のみに。
01:30 看護師に遺体の帰宅について相談。 急がれなくてもよいですよとのこと。 10:00ぐらいまで置いていただけるかと尋ねると、 看護師の多くがお見送りできるのでその方がうれしいと。
01:40 熊野セレモ館にTEL。 電話して父の死を告げ、葬儀を依頼すると、何やら担当者が訳の分らぬことを言い出す。 「モニョ・モニョ・・・・・」どうやら葬儀がすでに二つ入っていて受けられないと言いたいらしい。 当方は、病院から一度父を家に戻して、2日通夜・3日葬儀を希望して いたのだが、 そんな話は聞いてくれない。 我々の希望が常識を外れていたのかもしれないが、看病のために1か月家に帰っていない母や、 仕事を抱えながら毎日泊り込んでくれていた妹や、 なにより、家に帰りたくて仕方なかった父の為にも、即日の通夜は考えていなかった。
少し語気を強めて「モニョモニョ」を止めさせ、こちらの希望を伝える。 手のひらを返したように通常の受付が始まる。 ・遺体搬出の時間設定。10:00 ・病院の名前 〜場所、電話番号を告げようすると、こちらで調べますからとの返答。 対応に不安を残しながらも甘えることにする。 ・通夜、葬儀の希望の日取り。ただし、時間設定に関しては、 土日はお寺さんの稼ぎ時なので、朝になってお寺さんの都合を確認してから最終決定。 ・私の携帯電話番号、住所など。 対応が非常に不安だったので、最後にダメ押しで電話対応者の氏名を。
02:00 義理の兄が再度やってきたころから皆バタバタ動き始める。 10カ月もの長きにわたる入院生活で、看護者の生活用品も相当な量がある。 病院のご厚意で荷物を置く場所なども準備いただき、段ボール数個分の搬出が行われた。
餅は餅屋と、朝になってのお寺への連絡は姉に依頼。
近親者の電話番号を確認。不明な場所多数。故人の携帯電話を開き、電話番号を書きぬく。
06:00 近親者へのTEL開始。 お悔やみよりもスケジュール。未定では話にならなかった。 並行して姉がお寺へTEL。 09:00になってからお寺に来てほしいとのこと。 二名でって、誰と行けばいいんだ。 お米と「法名」を持ってって、「法名」ってどこにあるんだ…。 「お米」って?????
06:30 母を車に乗せて先に帰宅。 07:00 熊野帰着。母は印鑑通帳などを急いで準備。 07:30 自分の職場にTEL。主任が出てくれたので欠勤を告げる。
09:00 雨の降る中、お寺に母と二人で。お米・法名持参。 寺に到着したが工事中で、どこを訪ねてよいのか分からない。 あきらめて帰ろうと車に乗り込みエンジンをかけてから、本堂に電気がついているのに気付く。 住職が本堂を暖めて待っていてくださった。アブナイ。
09:30 銀行に。3軒回り、なんとか対応。
10:00 父が病院から搬出される時間。迎えの霊柩車(?)の運転手から私の携帯へTEL 「今、広島市中区の××●▼に居ますが、どこへ行けばよいでしょうか?} 全然違う場所である。涙
10:30 銀行で出金中の母を待ちながら携帯から電話しまくる。 お寺さんはこころよく時間の変更を受けてくださり安堵。 11:30 雨はどんどん強くなり、ぎりぎりの時間でやっと帰宅。
11:45 父帰宅。近くに住む親類縁者どんどん集まり、その対応に追われる。
12:30 お寺さんの来られる時間が近づいたので、傘を持って玄関の外で待つ。 家の前に軽自動車が1台止まりお寺さんが入れないので動かしてほしいとお願いするも、 誰も動かさない。
仕方ないので雨の中に出てお寺さんを待っていると、家の中の様子がおかしい。
中に入ってみたら。。。。 枕経は始まっていた。どこから入ってきたんだ?
13:00 枕経終了 13:30 セレモ館の担当者来訪。母と私と三人で打ち合わせ。 当然すんなり決まる訳が無い。
姉が加わる。
決定事項・・・・・
14:30 終了
弔問が続く。 近親者が居座る。
その接待が大変そうで、場面を展開するために「仕事に行く」と家を出る。 (その後、妹が上手に帰っていただいたらしい)
19:00 職員が帰った時間を見計らって職場入り。 仕事の処理を始めたが進まず。 残っていた新人職員に声をかけて帰宅。
まだまだ続く弔問客。 コタツで寝込んだのが何時か分からず。
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