2006年02月12日(日) |
圧巻!!マーチングバンド |
■2006・2・12 マーチングバンドフェスタ 静岡グランシップ大ホール■
チラシを見た瞬間から「これは行きたい!」(@▽@)と思ったイベント。 全国のコンテストで優秀な成績を修めたマーチングバンドが一堂に会し、 会場狭しとドリル演奏を繰り広げるのだぁ〜!!
吹奏楽経験者としては、これは見たいイベントでしょ! しかもただ吹くのでさえ大変なのに、隊列(フォーメーション)組んで 動き回るんですよ。私、中学生の頃近所のお祭りといっては部活で近所を楽器演奏しながら行進する…というのを何回かやっていた経験があるんですが、その過酷なことといったら…★今思い出してもぐったりするほど(=▲=;)(笑)
私達とは鍛えてる度合いが違うとはいえ、あの大変な『移動しながらの演奏』、それも全国優勝レベルのパフォーマンスが見れる…ということで、出かけてまいりました♪
出演したチームは4つ。 ●名古屋女子大学中・高校マーチングバンド部● 女子学生のみで構成されている。高校の部は全国大会で金賞を取った腕前。 女子ならではのかわいらしさのある、それでいて激しい動きのあるフォーメーシ ョンもこなす力強さを持っている。 バトン隊も含め、『現役女子学生です』という初々しさが魅力のチーム。 もちろん、演奏技術もドリル演奏も素晴らしい! 「こんな激しい動きを女子中高生がやってんの?!」ってビックリ。
●総合警備 女子儀仗隊 ビバ―チェ● 総合警備の女子社員で構成されている。各種イベント・祭典・式典にてパレー ドやドリル演奏を日々披露している。 女性だけで構成されている華やかさが際立つ楽隊。 特に今回着ていたユニフォームが“スコットランドの民族衣装”風でとってもキ ュートでした♪キャンディキャンディの丘の上の王子様のような衣装♪ こういう楽しみ方ができるのはやはり女性楽団ならではでしょう(^.^)
演奏する楽曲はジャンルの幅が広く、イベント慣れしてるって感じ。 お客さんの喜ぶツボを心得てるなあと思います。 コンテスト参加…というより会社広報の一環として活動しているのでしょうから 「演奏する気迫」というのは他のチームに比べては薄い気もしましたが こういった楽団がイベントに来てくれたら、さぞかし盛り上がるだろうなあ… とうらやましく思ったりしました。
●YOKOHAMA ROBINS● 中学生・高校生・大学生・社会人まで総勢125名にて構成。テレビ出演・デ ィズニーランド・ハロプロイベント等結構派手な出演多し。 それだけあって、かなりハイレベルで視覚的にも計算され尽くした美しいパフォ ーマンスが魅力のチーム。多分ブレーンがちゃんとついてるんだろうなあ。 男性・女性の混合チームなので上記の2チームとは違って迫力ある音量、動き があります。そして楽団以外のダンサーの女性も小物を効かせたパフォーマンス で楽団のドリル演奏を盛り上げます。 一緒に行った友人が「こういうのって、PCで動きを計算したりするんだろう な〜」というのがうなずけるようなスキのない、よどみない動き。 これを思えるだけでも大変なのに、この人ら楽器演奏してるんだよね〜(しかも演 奏もハイレベル)と思うと、ただただため息。すごいですよほんと。 そしてダンサーの方含めた動きが絵画を見るような美しいフォーメーションのドリル演奏、マジすごかったです。
●HAMAMATSU WILD WINDS●
マーチングバンド一般の部の入賞団体。浜松工業&浜松商業のOBが中心になっ て結成。昨年結成20周年を迎えたとかの歴史ある団体。 私もジュビロ磐田のホームゲームの時にスタジアムで見たことがあったけど、 割合地元中心にイベントに参加しているらしい。 男性がほとんど…に見えたんだけど、そのせいかガッツリ系の演奏。 フォーメーションも力強いです。今回は海兵をイメージしていたから特にかな? さすが浜松だけあって、楽器はYAMAHA製(笑)。
私はマーチングバンドのフォーメーション演奏を間近で見たのは初めてだったんですけど、とにかくその圧倒的な集中力たるやものすごかったですね! 寸分たがわない美しさといいますか、計算された動きの美しさといいますか。 「自分が間違えたら全体の演奏が台無しになる」という緊張感! 一朝一夕でできるものではないのでとてつもない練習を積んでいるんだろうな… 足腰相当鍛えているんだろうな!なにしろずーーっと小走り。 結構な大またで欽ちゃん走り(笑)。前・後ろ・斜め…こけていられません。 一人だけ派手にコケてしまってた方がいましたが、楽器持ってコケるのは怖いですよ(>o<)しかも目立つし〜〜;; 足がもつれないように、これも日々鍛えなきゃならないんだろうなぁ… いやはや、すごいっすよこの人達!久々に感動しました!!
そして、今回特別ゲストとして「バトントワリング世界選手権11年連続チャンピオン」という男性(!)稲垣正司さんが、上記の楽団の中に混ざってパフォーマンスを見せたり、自分ひとりで音楽に合わせて演技したりしてくれたんですがこれもなかなか見ることの出来ない世界で…(=▽=) チラシで見た時『バトンって…あのバトン??』と思ってたんですが 始まってみたらやっぱり『あのバトン』で(笑)。 バトンといえば、小学校の女子の人気クラブ活動だよな…という記憶しかない私にとって、大人の男性のバトン演技はなかなか衝撃的ではありましたね(^.^)
ドリル演奏の中に入って演技する姿はそんなに違和感ないんだけど、 広い舞台の真ん中で、たった一人で曲にあわせて演技を披露する男性… 技術的には大変感嘆ものでしたが、すいません、私こう思いながら見てました★ 「大道芸W杯に出てきそうな人だのぅ・・・(=v=)」 パフォーマンスは本当に素晴らしく洗練された動きでした。バレエの要素がかなり入ってるように見えました。指先・足先まで神経が行き届いてるといいますか。 …そして多分、ご自分のことがお好きな方なんだろうなと(^.^)お見受けした私でした★いや、演技者としてそれは良いことですが。
そんなこんなで、行きたくて仕方なかったイベントはやはり素晴らしいものでした!あれは見てよかった!
皆さんもどこかのイベントでそういったマーチングバンドが来るようでしたら、 ぜひぜひ生でそのパフォーマンスを見てみてください! 計算された美しさと、生演奏の楽しさ。 見ていてウキウキしてくること、間違い無しですよ〜〜♪♪
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