あの匂いを求め あの人を求め口に運ぶそれは いつからか習慣となった愛する人が吐き出す煙それが心地好い子供の記憶ただ口の中に木霊するそれはあの人の笑顔に似ているようで今日もたまらず口へ運ぶこの瞬間は私は一人になれるあの瞬間はあの人の胸に抱かれるただ安心したいが為の行為今日もただ何もなくただそれを口に運ぶただあの人が吐くその匂いに包まれていたいくて