おおみち礼治のてくてく日記
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2015年07月15日(水) 安保法案採決

「戦争法案はんたーい! やめろー!」
「賛成の方は起立を」
 って、全員立ってるやんけw。
 っていうか、プラカード片付けろよ…。

 NHKが安保法案の採決の中継をしなかったというので批判している人がいる。わからなくもないけど、民放で見たらダメなの? 全局、中継しなかったというなら問題だけど。
 文句を言ってもいい(隙がある)ニュースだというので、因縁つけてるだけなんじゃないの? 自分だけは正しいとでも言いたげな、あるいは反対することそのものが正義だとでも思っているんじゃないの?
 権力に負けたとか言っている人もいるけど、その権力やらは民放には及ばないんだ。へー。

 Twitter 国会クソコラグランプリ
 http://bit.ly/1CG7ej3
 わろたw。

 デモをしている人が「こんなに反対している人がいるのに、強行採決なんて有り得ない」と言っていたけど、「こんなに反対している人がいる」ということは、その反対側に賛成している人もいるんだよ。だから、可決したんじゃないのかね。
 片方しか見ていないんじゃダメだ。デモ自体、争っているのだけれど、力めば力むほど相手も力んで、結局は力の強い方が勝つことになる。もっと違うやり方を探った方がいいんじゃないかね。

 いったん嫌いとなったら――感情を基盤として、偏った見方しか出来なくなる人もいる。どんな正論を言おうとも、気に食わんと憤ったり嘲笑したり、呆れて見せたりする。それは間違っている。左右どちらかではない。どちらか一方を優遇、あるいは非難するのでは争いは永遠に続くことになる。

 ハッキリモノを言わないスタンスに憤る人もいるけど、ハッキリさせようとするから争いが起きる。争ってもいいから――それこそ戦争をしてでもハッキリさせたいのだろうか? 大事なのはハッキリさせることではなく、争わないことだと思うんだけど。少なくとも通常の人間関係、ひいては国家間において。

 戦争などしたいわけがない。しかし、情勢が変わって、出来るようにしておかないとまずいと考える人もいる。蚊帳の外のことに手を出すべきではないという人もいるけど、直接関係なければ放っておけばいいと考えているのなら他国も同じように考えるだろう。

 戦争ありきの動勢は気にくわないけど、かの国の海洋進出は行きすぎで、話し合いで、などというレベルは超えているような気がする。火の粉は払わなくてはならない。その方向に舵を切ったわけで、反対というなら、他にどうすべきなのか示せなくてはならない。

 そもそも戦争はひとりでするものじゃない。必ず相手がいるわけで、自分はしないといっていても、相手はどう思っているかわからない。攻撃された場合――身内が殺され、家屋敷を燃やされて、それでもしないと言い切れるならいいんだけどさ。


おおみち礼治 |MAIL

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