おおみち礼治のてくてく日記
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2010年01月19日(火) 仕事とは

 知らないうちに、知り合いたちの肩書きは社長さんばかりに(^^;。

 彼らは、言葉は悪いんだけど、それこそ夜討ち朝駆けで、プライベートの旅行の時までPCを持ち歩いて仕事をし、次々と新しい仕事を開拓して結果を出しています。みんなすごいなあ、と思うのだけれど、仕事とは何かと考えると、オレ的にはそうじゃないなあとも思う。
 肉体を生かし、道を歩んでいくためのいわば方便そのものを極めても――それはそれで面白いだろうけれど、そんなことをしている暇はないな。自分とは生き方が違う。

 自分は自分の出来る範囲のことをすればいいし、また知っていればいい。以前は、エキスパートでなくてはダメだと思い込んでいたけれど、そんなの疲れるだけだ。極めたところで、あの世に持って行けるわけでもない。

 ちょっと違う話しだけど、いわゆる成功者の書いた「こうすれば成功する」的な本や発言を真に受けて頑張ったら、その成功者と同じになれるかというと無理がある。人の特性は多種多様で、たまたま参考にした成功者と自分の特性が一致していればまだしも、そうでないことの方がはるかに多いからだ。
 誰かの真似をしても続きません。実際、参考にもなりません。その人とは体力も知力も精神力も、器も違えば環境も背景もぜんぜん違うんだから。

 これだ、なんて力むわけではないのだけれど、こういうのがいいんですう、という自分なりのやり方、生き方を見つけるまではもがくしかない。それは、自分を知り、受け入れるということでもある。だから誰かのやり方、生き方、価値観を仰ぎ見、追従しようとするのではなく、自分を知ることをいのいちばんにしなくてはならない。
 こうでなくてはならないと思うのは洗脳だ。思い込みを捨て、素のまま快適ににいきたい。ま、それが難しいんですけどねえ。


おおみち礼治 |MAIL

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