おおみち礼治のてくてく日記
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2009年01月25日(日) 相撲道

大相撲初場所:朝青龍5場所ぶりV 白鵬とのV決定戦制す
http://mainichi.jp/select/today/news/20090126k0000m050013000c.html

 朝青龍は嫌い。
 好きだという知り合いの中には、「朝青龍が負けて、ほらみろという人が凹むのを見るのが好き」というB型な人もいる(しょうもな…)。ということは、朝青龍そのものはどうでもいいことになるが、こういう天の邪鬼を相手をしても時間の無駄なので放ってある。

 それはともかく、これは見る次元による。
 相撲を単なる勝ち負けを決めるスポーツと見るなら、朝青龍の強さは素晴らしい。ぜひとも応援したいと思う。しかし、「相撲道」というように、道として相撲をみるとき、朝青龍の不遜のふるまいは全くお話しにならない。

 朝青龍は、モンゴルで子どもの頃、食べるのものままならないほど非常な貧乏をしていたという。そういう人は、横綱になって、地位と名声と金を得た時点で満足なのであり、「道」を説いたところで、通じないのは仕方がないといえる。

 相撲道として、相撲を推し進めるというなら、外人を入れるべきではない。日本人だけで、道として、武道としてやっていけばよいと思う。道、といったってわからないのだから。
 何度もいうように、相撲は他のスポーツと違って、道としての側面があるので、朝青龍の態度を気に入らぬという人も出てくる。単なるスポーツであったなら、朝青龍のあれやこれやもとやかく口出しされず、個性として認められたのではなかろうか。

 相撲道なのか、それとも相撲としてやっていくのか、決め時であろうと。


おおみち礼治 |MAIL

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