おおみち礼治のてくてく日記
DiaryINDEXpastwill


2008年10月02日(木) ぐずる子ども

 スーパーで3歳か4歳くらいの男の子が、周囲の人を完全に無視してぐずっている。床に寝そべり、ぎゃあぎゃあ泣きわめいてお母さんを困らせていた。
 ガキってのがこんなものなら、嫌になることもあるだろうと思う。親だって神様じゃないんだから。子どもをDVで死なせたというニュースで流れることがあるが、必ずしも馬鹿な親というだけのことではないと思ったりした。もちろん、いけないことはいけません。

 かと思うと、仲良さそうにお母さんと手をつなぎ、たまに幼児らしく声を上げることもあるが、かわいいですね、というレベルで基本的にはおとなしく、ちゃんと周りを見ている子どももいる。この違いはやはり親にあるのだろう。

 問題があるとするなら、ぐずる子どもではなく、その子をそうさせている親にある。子どもとどう向き合ってきたのか。そういわれると、たいていの人(親)は不愉快に思うらしい。自分自身を真摯に見つめてこなかった証拠だが、それを気に入らんといわれてもどうにもならない。

 目に見えるもの、耳に聞こえるもの、鼻や舌や触れるものすべて五感に感じられるものは、外側にあるものではなく、自分の内側の反映なのだとわかる。子どもがそうなのも自分の反映。

 同じものを見ているようでも、その人の内側の反映であるから、みな違って見える。内側の反映であると理解すれば、わたしはこうなんだな、とわかり、(外側のせいにしないので)ケンカ(戦争)に至らず済むのだが、まあ、そこまでの理解力を求めても無理だろうね。
 んなことより、金金金。いろんなものを身にまとって、どーだ、と言いたいんだからしょうがない。むろん、そうしたいのなら、そうやって生きてもらえればいいのですけどね。


おおみち礼治 |MAIL

My追加